ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

2021-01-01から1年間の記事一覧

ヒルデガルトの喜びのクッキー・修道院のお菓子その2

修道院のお菓子をヴィーガンヴァージョンで作ってみようと思ってから、ずいぶん間が空いてしまいました。気を取り直して、今回は「修道院のお菓子・その2」です。 retoriro.hateblo.jp ヨーロッパではクリスマスにスパイスクッキーとグリューワインを楽しむ…

すみれ第2弾、私のすみれノオト

寒い冬の庭にちっちゃなすみれの花を見つけて、すみれの魔法にかかった話を書きました。すみれには薬草としての長い歴史と、偉人たちを虜にした不思議な魅力があるようです。 retoriro.hateblo.jp 薬草としての歴史はおいておいて、すみれの魅力はなんといっ…

すみれの魔法にかかる

もう10年ぐらい前でしょうか。「すみれノオト」という装丁の美しい本を読みました。23歳で夭逝した松田瓊子の作品集で、上皇后美智子さまが女学生時代に愛読されていたと知り、興味をもちました。 すみれが好きで、自らも「すみれ」という短編を書いた松田瓊…

ヴィーガン=代用肉ではないのだけれど

今週のお題「最近あったちょっといいこと」 最近私にとってちょっといいことが2つありました。 ・朝日新聞グローブの特集がヴィーガンだったこと。 ・普通のスーパーにヴィーガン食品が置いてあったこと。 子供の頃から動物性食品が苦手で、我儘な偏食と怒…

あったか~い贈り物を回す

今週のお題「あったか~い」 クロネコヤマトさんから荷物配達のお知らせがありました。依頼主は扶桑社様で、商品名は「雑誌〇〇読者プレゼント」 わーい、何か当たった当たった!と喜んだものの、一体何に応募したのか全く記憶がありません。キッチングッズ…

熟柿の第2弾は蕎麦パスタソース

まだまだ柿がスーパーに並んでいます。嬉しいですね。今日も私は見切り品コーナーへ行き、熟れ過ぎた柿を探します。見切り品ではなく「おつとめ品」と書いてありました。 漢字で書くと「お勤め品」だそうで、「勤」の漢字には商人が客に奉仕するという意味が…

ハーブでお屠蘇を仕込みました

お酒の飲めない私はお正月にお屠蘇を飲んだことがありません。両親も全く飲めなかったのでお屠蘇には縁がありませんでした。だからお正月に飲む日本酒のことを特別に「お屠蘇」と呼ぶのだとずっと思っていました。 ところが「日本のハーブ」について学ぶうち…

「安心のタネ」を育てるワーク、やってみました

最近よく聞くことばに「自分の機嫌は自分でとる」があります。思うようにいかない日々にイライラしたり、情けない自分に落ち込んだり。そんな自分を整える術は知っているつもりでした。 草花に触れる、ハーブティーをいれる、ヨガをする、、 ところが、美容…

赤い食材を漬けたり、煮たり

今週のお題「赤いもの」 お題の「赤いもの」と聞いて、すぐに浮かんだのがこちら。マルイデパートの前にあるハートの郵便ポストです。何度見てもインパクトある~。黄金の天使、弓矢も刺さっているエンジェルポスト。ラブレターをここに入れて出すと恋が叶う…

岩の窪みに本殿がある不思議な神社を訪ねて

福岡県東峰村にある岩屋の奇岩群。古くから神々が降臨する神聖なものとして、人々の信仰の対象となってきました。そんな奇岩の窪みに作られた国重要文化財の本殿を一目拝もうと、岩屋神社へ行って来ました。 鳥居をくぐってしばらく行くと苔むした長い石段が…

サプライズ開花の金木犀に感涙

咲かない、咲かないと気を揉んで、今年はもうダメなんだろうとすっかり諦めていたところへ、いきなりのサプライズ!ふわーっと庭の金木犀が一気に開花しました。 地域のニュースでも「金木犀が1ヶ月遅れでやっと咲きました!」と大騒ぎ。馥郁たる香りで遅め…

可愛い山芋の赤ちゃん、むかごを食す

秋の恵み、むかご。恥ずかしながら、数年前までは全くその存在さえも知りませんでした。 いつもヨガの帰りに寄っていたマクロビレストラン。通常は玄米ご飯が出て来るのですが、時々「小豆ご飯」や「酵素玄米ご飯」が出ることがあります。 ある日、店長さん…

熟れ過ぎた柿で柿ようかん

柿も梨も林檎も、果物はシャキシャキが好きです。あの歯応えと瑞々しさがいいんですよね。 でも夫はじゅくじゅく、どろどろの柿が大好き。触ったらつぶれてしまいそうな熟れ過ぎの柿をスプーンでほじって食べるのが最高みたい(*_*) そんな柿はどこにある? …

私の好きな言葉10選

はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」 「好きな〇〇10選」と言うことで、今まで生きて来た中で強く印象に残った言葉、励まされた言葉を選んでみました。食べること、生活すること、生きることの基本に関わる言葉が多いです。 ①「越えられないなら、く…

「違うこと」をしないように生きる

「違うことをしなければ、違わないことがちゃんと返ってくる」 これは、吉本ばななさんの「花のベッドでひるねして」という小説の中に出て来る言葉です。 私はばななさんが大好きで愛読しているのですが、小説の中に直球で胸に飛び込んでくる言葉が多すぎて…

きのこご飯でおにぎらず

きのこの映画を観たら俄然きのこが食べたくなって、椎茸としめじの炊き込みご飯を作りました。でも、炊き込みご飯だとブログが数行で終わりそう。なにかアレンジできないかと考えたのが おにぎらず おにぎらずの存在は知っていましたが、作ったことはありま…

映画「素晴らしき、きのこの世界」を観てきました

アメリカで異例のロングランヒットを続けたというドキュメンタリー映画「素晴らしき、きのこの世界」を観て来ました。 きのこ類は大好きで、いつも食べている身近な存在でしたが、きのこがこんなにも美しく、ミステリアスな存在だとは知りませんでした。 監…

薬膳マルチポットで実習気分

今週のお題「今月の目標」 今月の私の目標は「キッチン家電のフル活用」です。我家には毎日の食生活に大活躍しているヨーグルティアや酵素玄米炊飯器のような家電もあれば、ホームベーカリーのように休眠中の家電もあり。 秋は美味しいものが多いので、なん…

快眠への道~枕難民卒業なるか

今週のお題「眠れないときにすること」 寝るのは苦手なんですよね。子供の時からずっとそう。修学旅行で、夜先生が確認しに来るじゃないですか。みんな寝たかなって、各部屋を回って。そんな時ひとりだけ寝たふりしている子供でした。 何かある時の前の晩は…

話題の発酵飲料ミキを作ってみました

私たちの腸の調子を整えてくれる発酵食品。ぬか漬けや納豆、お味噌汁等、毎日の食生活には欠かせません。最近では発酵食品を手作りされる方も多いのではないでしょうか。 私も豆乳ヨーグルトや甘酒、塩麹、酵素シロップ、発酵小豆、キムチ等、いろいろ作って…

聖ヒルデガルト昇天祭に栗のスープを

9月17日は聖ヒルデガルト昇天の日。毎年ドイツで行われる昇天祭には世界中から多くの研究者やファンが訪れるそうですが、昨年も今年もコロナ禍ですからどんな状況だったのか。 今でこそ「ヨーロッパ最大の賢女、薬草学の母」と言われる聖ヒルデガルトですが…

わび、さび、かわいい、茶ガールの世界

今週のお題「好きなお茶」 日本茶、ハーブティー、野草茶、薬膳茶など、お茶が好きでいろいろ楽しんでいます。お茶が好き、というよりも「お茶するまったりとした時間」が好きなのかもしれません。 日本の伝統文化である茶道を一度きちんと習ってみたいなと…

大樹巡りの旅、ボチボチと続けています

自然療法を勉強する中で出合った大樹の癒し。今年の旅は大樹巡りと決めてから、ボチボチと巡っています。そうは言っても、この状況下ですからどこへでも好きに飛んで行く、というわけにはいきません。旅の参考にと集めた本を眺めてばかり。 その木にまつわる…

ヴィーガンでもプッチンが楽しめた!

☆市販の植物性食品を試食するシリーズ☆ プリンと聞いてすぐに浮かぶのが、あのプッチンプリン。なんと50年の歴史があるそうです。どうりでヴィーガン歴の長い私でもプッチンの記憶があると思ったら。 あのプッチンする瞬間が楽しいんですよね~。子供たちが…

ふぞろいの庭の無花果でゼリーを作りました

ギリシャ神話や旧約聖書にも登場する無花果。「不老長寿の果物」と言われ、ポリフェノールや鉄分が豊富なことで知られています。 脳にはクルミ、腎臓には小豆、髪には海藻など、形が似ている物を食べるといいと言われます。天の神様が、人間が見つけやすいよ…

宮沢賢治とローズヒップ

ローズヒップ、その赤い実は「ビタミンCの爆弾」という異名を持つほどビタミンCが豊富で、なんとレモンの20~40倍だとか。日本でも美容、健康によいと人気がある薬用ハーブです。 ヨーロッパでは古くから薬用として処方され、私が学んでいる薬草学の母、聖ヒ…

見て嗅いで癒されるハーブの蚊取り線香

夏の庭仕事には欠かせない蚊取り線香。「キンチョーの夏、日本の夏」というキャッチコピーもあったぐらいですから、金鳥の蚊取り線香はもはや日本の夏の風物詩。 最近はアロマ蚊取り線香とか、色々な香りのものがあるようですが、子供の頃からずっと側にある…

植物性のマヨネーズいろいろ作りました!

今週のお題「自由研究」 お題にちなんで、何かやってみようかなということで、植物性のマヨネーズを色々作ってみました。 植物性のマヨネーズというと、大体作り方にはパターンがあります。 ①植物性素材+②オイル+③酢+④追加素材 ①植物性素材・・・豆腐、豆…

無印でも大豆ミート食品発見!

最近日本でも代替肉や大豆ミートの食品を見かけるようになりました。以前、無印のレストランで大豆ミート料理が登場した話を書きましたが、先日商品棚を見ていたら、なんと大豆ミート食品が販売されている! 売られていたのは「大豆ミートのハンバーグ」「大…

スペルト小麦のビールとホップ

ヒポクラテスが医学の父なら、薬草学の母と呼ばれるのが中世ドイツの修道院長である聖ヒルデガルト。彼女が最高の穀物と推奨したのが「スペルト小麦」(古代小麦)です。 今までスペルト小麦のサラダや菓子類を作ったりしましたが、なんとスペルト小麦で作っ…