ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

薬草魔女は本当に存在した!中世のスーパーウーマン“ヒルデガルト”のハートワイン

ヒルデガルト

 

今から900年くらい昔のお話。中世のドイツにすごい女性がいた。

「ドイツ薬草学の母」と言われたヒルデガルト・フォン・ビンゲン。自ら修道院長でありながら、ハーブを用いた植物療法、宝石療法で人々を治療し、また音楽家、詩人、神秘家として幅広く活躍した。

 

偉大な功績を残したヒルデガルトの自然療法は、今世界中から再び注目を集めているようだ。私もメディカル・ハーブを勉強していく中で、何度かその名前を聞くうちに、どんどん魅かれていった一人だ。著書もたくさん残しているけど、なんせ古典なので正直とっつきにくい。

「薬草魔女」という言葉に憧れる。ただの魔女ではない。薬草だ。自然現象をよみ、あらゆる植物と会話ができ、怪しげな台所で何やら根や茎や花を刻んだり、乾かしたり、調合したり、かまどで煮詰めたり。植物と通じ合うことでそこから大自然、宇宙とつながり神秘の力を手にした薬草魔女。

 

私も植物のパワーをもらって魔女的感性を磨きたいな。

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薬草魔女のお部屋ってこんな感じ?

 

ヒルデガルトのハートワイン

 

今日はハーブ講座で習ってきた「ヒルデガルトのハートワイン」を早速作ってみた。


ハートワインは心臓のためのワインと言われ、脾臓・虚弱・めまいや血行不良によいそうだ。

 

脾臓ってどこだったっけ?

 

調べたら、胃の左側。老朽赤血球の破壊、血液の貯留などの機能。やっぱり血の巡りに関係がありそうだ。

 

材料は、赤ワイン500㎖、ワインビネガー大匙1、蜂蜜大匙1~2、それからリコリス・フェンネル・ローズヒップなどのハーブ類とクローブ・スターアニス・シナモン・オレンジピール。そして 生のパセリ!

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ハーブ、スパイス、そして生のパセリ


なんと、生のパセリを本当に入れていいのでしょうか?ワインと合うのかな?いやいや、薬草、薬草ワインだから。きっと滋養深い味わいを醸し出してくれることでしょう。

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ハートワインなのでハートのお鍋で楽しく❣


全て鍋に入れて沸騰させます。お好みでオレンジやレモンなどを加えてもOK。

沸騰したら弱火にして5分くらい煮詰めたら出来上がり。いい香りがしてきたなぁ。

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煮詰まってきたところ

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すべて漉す

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熱いうちに消毒した瓶に移し替えて出来上がり☆

ヒルデガルトの薬草ハートワインが出来上がりました❣❣❣

早速味見してみると~~美味しい!

 

体中を薬草魔女の魔法が駆け巡った感じで、ぽっかぽか💛 毎朝ティースプーン1~3杯飲むと血行がよくなるらしい。


朝から酔っぱらったらどうするって?そう思ってノンアルコールワインで作りました(^_-)-☆

 

夜用に本物のワインでもう一回作ろうっと。