先日久しぶりに街中に出て、無印へ寄りました。MUJIカフェは雰囲気もよく、ランチは主菜・副菜からおかずを3,4品選んでご飯と味噌汁がつくスタイル。主菜は唐揚げやハンバーグ、アジフライ、ベーコングラタンといった感じなので、私はいつもひじきのサラダや冷奴、切り干し大根など副菜を中心に選んでいました。
ところがその日は、大豆ミートの酢豚、お麩のトマト煮が主菜にあったので、さっそくそれを選んでいただきました。
感想としては、やっぱり大豆ミートって苦手だな・・という感じ。正直言えば私は「大豆ミートの酢豚」の中の酸っぱい玉ねぎやピーマンだけで十分でした。大豆ミートを始めとする代用肉って、お肉に似せようとしているせいか、食感も味もよくわからないんですよね。自分が何を食べているのか正体がわからない感じがして、イマイチなんです。
ちなみに「冷奴」は姿を消し、冷奴にそっくりな「ミルク豆腐」なるオシャレな新商品が登場。お店の人に聞いてみると、牛乳を葛粉で固めたものだそうです。今のこの時期は火を通したほうが安全ですからね。でも個人的にはちょっと残念、豆乳だったらよかったのにな・・・。
お店のメニューに文句ばかり言ってはいけませんね。でも無印ランチの主菜に大豆ミートが登場すること自体が画期的なことだと感じました。大豆ミート自体はもうずいぶん前からあるし、ベジの人にはお馴染みの食べ物。ベジタリアンレストランでは、お肉の代わりに大豆ミートの唐揚げなんてよくあります。(私は苦手)
無印のような人気店のランチに代用肉のメニューが出た。これはそれだけ需要があるということだと思います。十分にリサーチした上でメニューは決めているでしょうから。社会現象としてお肉を食べない人が日本でも確実に増えてきているのは間違いないでしょう。
代用肉の存在を知らない人も「大豆ミートって何?」と興味を持つきっかけになったらいいなと思います。「へえ、そんなのあるんだ。じゃちょっと食べてみよう」とか「お肉より健康にもよさそう」とか軽い気持ちで試してもらえたらいいなと。
しつこいようですが、私は大豆ミートより大豆そのもの派ですが(笑)、逆に大豆は苦手で煮豆とか食べられないけど、大豆ミートなら食べられるかもという人もいるかもしれませんね。
限りなく本物に近いというビヨンドミートが日本に上陸すれば、ノーミートの大ブームが来ることは間違いないと思いますが、それを阻んでいる " 何か " が日本側にあってなかなか上陸できないとか・・。食肉業界でしょうかね・・よくわかりませんが。
最後に動画をご紹介します。ヴィーガンサイトを見ていたら「拡散希望」となっていたものです。肉食の弊害、コロナウイルスとの関係、人類の未来などについて語っています。インパクトを与えるためなんでしょうね。「動物の死骸を食べるという人間の最低の習慣」「動物の死体を食べるのをやめませんか」なんて、わざと過激な言葉を使っていますよ。
やっぱり動画の中で「ビーガンミートがあるじゃないか、ビーガンミルクもある」という話が出てきました。私の苦手な代用肉が「地球の未来の希望の星」であることはどうやら間違いないようです。