夏のドリンクと言えば何が浮かびますか?
子供の頃はカルピスとか飲んでいたような気がします。
体にはやっぱりお水(夏でも常温で!)が一番いいと思いますが、たまにはキリっとした夏らしいドリンクも飲みたいですよね。
そこでいつもこの季節に作る夏のドリンクを2種、今年も作りました。
まずはジンジャエールの素💛
作り方はいろいろあって、生姜をすりおろして火にかけ砂糖やスパイスを入れて煮込むのが本格バージョンですが、ここでは漬けるだけの簡単バージョンで作ってみました。
レモン薄切り3個分、アガペシロップ200g、生姜薄切り50g、シナモン1本、カルダモン5個、クローブ10個を瓶に入れて混ぜるだけ。だんだんレモンの汁が出ていい感じのシロップになります。飲むときは炭酸で割って、レモンも浮かべていただきます。
煮込んで作ってもいいけど、こんなふうに気軽に作って早めに飲み切るのもいいんですよ。そうじゃないといろんな作り置きが冷蔵庫の中でぎゅうぎゅう・・・💦
ジンジャエールってすっきりしたイメージですよね。でもジンジャエールと聞いてすぐ浮かぶのが、気の抜けたジンジャエール。
☆くるりのばらの花の歌詞
雨降りの朝で今日も会えないや
何となく
でも少しほっとして
飲み干したジンジャエール
気が抜けて🎵
名曲ですよね~歌詞が意味不明だということで、ネット上では色々な歌詞解釈がされているようです。以前「グレーテルのかまど」という番組に岸田さんが出演していて、この曲の創作秘話を語っていました。
ある雨の日、世田谷の八幡宮へ行き、喉が渇いたのでジンジャエールを買って飲んだ。そしたら予想に反して甘く、気が抜けていておいしくなかった。
「イメージとはちがう、でもその残念な印象が歌の世界を広げてくれた」
その場で歌詞を書いたそうです。あの名曲は気の抜けたジンジャエールを飲んだことで生まれたんですね。普通に生きているとそういう残念な時もある、そういうことも含めて全てを主役にしてあげたい、そんな話だったと記憶しています。たぶん・・・
次は紫蘇ジュース💛
こちらはけっこう手間がかかります。赤紫蘇の葉を1枚1枚丁寧に洗って乾かさないといけないので。でも赤紫蘇はこの季節だけなので貴重です。
赤紫蘇と水を始めにぐつぐつと煮て、赤紫蘇だけ取り出します。その鍋に甜菜糖を入れて灰汁を取りながら煮ます。火を止めて漉したらりんご酢とレモン汁を入れて出来上がり。酸を入れると色がさーっと鮮やかに変わって不思議。自然のマジック✨
赤紫蘇の葉正味300gで1.5リットルくらいの紫蘇ジュースができました。グラニュー糖で作った方が色はきれいに出ますが、甜菜糖がコクがあって美味しいです。煮込んでいるので保存はきくけど、こちらは素ではないのですぐなくなります(笑)
赤紫蘇は和ハーブでアントシアニンが目や美容にいいそうですよ。他にも疲労回復や免疫力アップなどいろいろな効能あり!ジンジャエールのレモン、生姜のパワーは言うまでもないですね。
夏のドリンクはやっぱり庭仕事など汗をかいた後に、キリっと飲みたい。クーラーが効いた部屋で一日中のんびりしながら(私です💦)飲んだらせっかくの効能がもったいない気がします。夏バテするくらい頑張ってから飲もう~。