ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

秋の蓮根づくし・その1

さわやかな秋晴れの日曜日。Go Toにはなかなか縁がなく、コスモスでも見ようかと気晴らしに郊外へ日帰りドライブをしました。途中、道の駅に立ち寄ってみたら、なんとまあ立派な泥付き蓮根がありました。

 

f:id:retoriro:20201017143055j:plain

ヴィーガン料理で蓮根と言えば、蓮根ハンバーグ蓮根のローフなどがありますが、やっぱりサクッとした歯ごたえを楽しみたいなら、厚めに切った蓮根ステーキやダブルでがぶっと食べるはさみ揚げが美味しい。

 

せっかく大きい(長い?)蓮根が手に入ったので、いろいろ作ってみることにしました。

 

まずは蓮根のはさみ揚げ

 

中に挟む具は、野菜室にある残り物でOK。混ぜてしまうので何でもおいしいのですが、今回はもちきびが余っていたので、それを入れることにしました。もちもちして玉ねぎとのつなぎにもなってくれそう。

f:id:retoriro:20201017145327j:plain

薄く切るのが難しくて、かなり厚いスライスになってしまいました。挟んだらボリューム出そう~余りは摩り下ろして具に混ぜます。

f:id:retoriro:20201017145605j:plain

みじん切りの玉ねぎ、炊いたもちきび、摩り下ろし生姜。蓮根も摩り下ろして、水分を絞っておきます。絞り汁はあとでデザートに💛

f:id:retoriro:20201017150432j:plain

具材を全て混ぜて、塩・胡椒、パセリと、思いつきでハーブのネトルも入れてみました。もちきびがつなぎの役目をしてくれるので、特に粉は入れなくてもよさそうです。蓮根には茶こしで粉をはたいておきます。

f:id:retoriro:20201017150831j:plain

具を挟んでみたら、かなり分厚いです。がぶっといったら美味しそう!見た目は悪いけど、皮つきのままで。たわしで泥をよく落としたので大丈夫です。

f:id:retoriro:20201017151110j:plain

衣をつけると重くなるので、軽く小麦粉だけはたいてそのまま揚げました。最近は油いらずのノンフライヤーなるものが流行っているそうですね。

 

美容院でいつも担当してくれる方が言ってました。材料を入れて温度をセットするだけで、ノンオイルの唐揚げが美味しくできるので、すごく便利だとか。天ぷらや、こんなはさみ揚げもできるのでしょうか。興味はあるけど、調理器具は増やしたくないなぁ、場所取るし。

 

f:id:retoriro:20201017151852j:plain

食べ慣れない方は、こんな黒い皮つき蓮根は汚っぽく感じるかな。マクロビのお店なんかでは結構皮つきで出てきますけどね。蓮根は節に栄養があるから捨てないでとよく聞くけど、なぜ節にそんなに栄養が詰まっているのでしょうか。かたいし繊維も多くて食べにくく、汚れも落としにくいそんな場所に栄養があるとは、謎です。

f:id:retoriro:20201017152628j:plain

海苔をしいて、お醤油と七味をかけました。中身ぎっしりですごいボリューム、さすがに一度に3個はちょっと多いかも~

 

よくヴィーガンというと、痩せているとか、ヴィーガンになったら痩せるとか言うけど、個人的には絶対そんなことはないと思います。根菜も雑穀も玄米も甘酒も、とにかく美味しいものばかりなので、ヴィーガン食でダイエットは難しいんじゃないかな(私の場合はです)

 

過去に私が半年で4~5キロやせた時があったのですが、その時はパワーヨガにはまり、プラーナで生きる不食(ブレスタリアン)に憧れて、なんとなく少食に移行していた時で、ジュースクレンズもよくやっていました。その頃は周りの人たちから「やせた、やせた」と言われて喜んでいたのですが、いつのまにか元に戻っていました(泣)

 

秋は豊穣の季節。 豊かな自然の実りを存分に味わいたいですね。存分にと言うよりは、少しだけ分けていただくという気持ちで、おいしく食べたいです。蓮根の料理はまた次回に続きます。