☆まあるいシリーズ第1弾
「第1弾」と張り切ってみましたが、気まぐれなのでいつまで続くかわかりません。せめて2弾3弾ぐらいまでは頑張りたい。
シュタイナーのおやつも月曜日の玄米を書いただけで、火曜日のカラス麦や水曜日のきびはまだ、、。
修道院のお菓子もその1と書いたのに、その2はいつになるのやら。
2つともテーマにしたつもりが、すっかり間が空いてしまいました💦でも、それこそが前回書いた遠回りや寄り道なのかなと、妙に納得。のんびり続けようと思っています。
さてさて、まあるいシリーズの最初に選んだのは姫りんご。小さくて食べるところはちょっとなのに、形のかわいさに魅かれてついつい買ってしまうんです。
そのまま食べてももちろんいいのですが、ちょっとひと工夫すると可愛さが引き立ちます。
中身をくり抜いて、そこにココナッツミルクや甘酒ベースで作ったヴィーガンクリームを入れて冷凍するとオシャレなアイスに!
今回は白ワインで煮てコンポートを作ることにしました。以前雑誌で見たリンゴのコンポートが、ほんのりピンク色ですごくキレイだったんですよ。そのレシピを参考に作ってみました。
普通は取ってしまうヘタの部分を残して皮を剥きます。剥いた皮も捨てずに底に敷いて一緒に煮込むとキレイな色に仕上がるとのこと(よーく洗わないといけないですね)
白ワイン、水、甜菜糖、レモン輪切り、カルダモン、黒こしょう、ローズマリーを入れて煮込みます。ワインや砂糖の量はアバウトで大丈夫。シナモンや生姜を加えてもいいですね。
沸騰してから弱火で15分ぐらい煮たら完成です。甜菜糖を使ったので色が濃い~。雑誌のレシピはグラニュー糖だったのかな。
冷やしてから水切り豆乳ヨーグルトを添えていただきました💛
以前ご紹介した「心のごちそう帖 お寺ごはん 」では、食材をまあるい食材ととんがり食材に分けて考えていました。
とんがり食材は、肉や魚介類(仏教では殺生を戒めるという教え)刺激の強い香辛料や臭いの強い野菜、食品添加物や化学調味料など。
これらは「食べると無駄なパワーが蓄えられて心身のバランスを崩し、安らかな気持ちを邪魔する」と考えられてきたそうです。
まあるい食材は、旬のやさしい味の野菜、大豆製品、ナッツ、穀類など。「いただくだけで心が穏やかになり体が楽になっていく」食材のこと。
一方でお寺ごはんは精進料理とは違い、ときどき食材として、体力が落ちている時や体が欲している時には、肉や魚、パクチー、生姜、カレー粉なども素直に受け入れてもよいと考えているそうです。
寒い時には温め作用のある生姜を、暑い時には発汗作用のあるスパイスを取り入れるのは自然なことですものね。
まあるい食材の例として挙げられていたのは、大豆、ごぼう(細長くない?)を始め、昆布、発酵食品の塩麹、黒砂糖等。
どうやらここで言う「まあるい」というのは、形のことではないようです。「いただくだけで心が穏やかに、体が楽になる」食材のようですが、私には難しい~。
私は当分、見るだけで癒されるまあるい形にこだわっていきたいと思っています。