ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

おいしくもりもり五穀ご飯

今週のお題「ごはんのお供」

 

今週のお題「おいしくもりもり」だとばかり思っていました。「ごはんのお供」だったんですね。早とちり・・。だって記事を書く欄に「今週のお題~おいしくもりもり」って出てるじゃないですか。

 

「おいしくもりもり」で、すぐ浮かんだのはやっぱりご飯。早とちりに気づかないふりをして、このまま突き進むことにしました。

 

食欲の秋、収穫の秋、食べ物がおいしい季節がいよいよやって来ましたね。秋は特にご飯がおいしいです。五穀豊穣の国に生まれてよかった~。最近は酵素玄米を専用炊飯器で炊いて楽をしていたのですが、久しぶりに平和の圧力鍋を出して五穀ご飯を作ることにしました。

 

retoriro.hateblo.jp

 

 用意したのは上から左周りに玄米、もちきび、はと麦、高きび、小豆です。玄米だけ1カップで、あとは0.25カップずつ。

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 あれ、よく考えたら四穀しかない。古いマクロビの本を取り出して確認したら、ひえが足りなかった。わざわざひえだけ買いに行くのも何なので、正確には四穀物+小豆ですが、そのへんはアバウトでよしとしましょう。

 

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カムカム鍋に、まず小豆を平らに敷いて、もちきびを載せます。次にはと麦、高きびと順に載せていき、最後に玄米を載せます。玄米は前の晩から水に浸しておきました。

 

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カムカム鍋というのは、昔からマクロビアンの間で玄米ご飯を炊くのに失敗がないと、よく使われてきた鍋です。いろいろサイズがあるのですが、うちのは一番小さい2合タイプです。いきなり圧力鍋に玄米を入れて炊くより、カムカム鍋に入れてから圧力鍋に入れるとお手入れも楽だし、失敗がないです。

 

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カムカム鍋に水2カップ強、塩少々を入れ蓋をします。平和の圧力鍋にそっと入れ、隙間から水4カップ半を鍋に入れ、蓋をして錘を載せて強火にかけます。圧力がかかって錘が回りはじめたら1分ぐらいそのままで、あとは弱火で40分炊きます。火を止め、圧力が自然に抜けるまで、そのまま蒸らします。

 

炊いている間に飾りを準備しておきます。南瓜や人参、蓮根、あれば銀杏などを茹でておきます。紅葉や銀杏の型で抜くと秋らしくちょっとオシャレに。

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蒸らし終わったところです。いい感じに炊き上がりました!

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ここからが難しい。うまくひっくり返せるかな・・側面にそっとナイフを入れ、剥がれやすくしておきます。

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どきどき、わくわくの瞬間。ボツになるか、なんとかいけるか・・。

 

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あらあら、小豆が蓋にくっついてしまった。本当は一番上はすべて小豆でおおわれる感じなのですが。

 

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それでも飾りつけたら小豆の穴も埋まって、なんとか秋の五穀ご飯(正確には四穀だけど💦)が完成しました!

 

サイドからの写真を撮り忘れましたが、下から玄米、高きび、はと麦、きび、小豆と5層になっていてケーキのような楽しさ、まるでご飯のミルフィーユ、と思うのは自分だけですが。

 

もっちもっちで食べ応えあり、おかずは要りません。臼歯があることのありがたさを感じながら、よーく噛んでいただきます。くり抜いた飾りの残り野菜はスープにしました。

 

秋は炊き込みご飯もおいしいですよね。秋はまだ始まったばかり。五穀豊穣、実りの収穫祭はこれからです。