夫が買い物袋をぶら下げて帰って来たんです。何を買って来たのかと思ったら、えのき茸。
何で~? ラーメンにでも入れるのかな、、それにしても変。なぜえのき茸?聞いてもごまかして答えないので放っておいたのですが、何やら庭でごそごそとやっている様子。
その日は夜から大雨になりました。なんか変な臭いがしておかしいなと思ったら、夫が室内に新聞紙を敷いてえのき茸を干していました。
詳しく聞いたら、干しえのき茶を作るとのこと。どこで情報を仕入れてきたのか、えのき茸を干してお茶にすると、内臓脂肪を減らす効果があるというのです。
半渇きの状態で部屋に入れたもんだから、臭いこと臭いこと。料理してないキノコの何とも言えない生臭いにおいが部屋中に充満しています。
しかも、乾かそうとして扇風機の風を当てているからよけいに臭い~。
えのき茸は料理にしか使ったことがありませんが、「えのき水」というのが流行っているのはなんとなく知っていました。でも干しえのき茶は全く聞いたことがありません。調べてみると干しえのき茸そのものも売っているし、えのき茶という商品も売っているので、確かに体によさそうだということはわかりました。
果たしてどんなお茶ができるのか、これは楽しみだなぁ。でも、部屋の中に干すのは勘弁して~!!!
真夏日に3日ぐらい外で干したら、こんな感じになって完成したようです。太陽のエネルギーを吸収して、いい色になっていますよ。夫が一生懸命キッチンバサミで細かく切って瓶に入れていました。えーっ、その瓶はこの前断捨離したはずなのに~( ;∀;)
えのき茸3束で、直径6cm、高さ12㎝ぐらいの瓶に入るぐらいの量ができたようです。よく干したので生臭いにおいはすっかり消えて、ほんのり甘いような、香ばしいようないい香りがします。さっそくお湯を沸かして試飲タイム💛
あんなにチリチリになっていたのに、水分を含んだら膨らんでえのき茸の形が蘇ってきましたよ。軽いのか浮き上がっています。
お味のほうは、予想以上に美味しかったですよ。うん、悪くないかもです。濃すぎるとちょっとキノコの味が強くなって、それならスープにしたほうがいいという話になるので、ちょっと薄めがいいかもしれません。(先日のアボカドの種茶よりは正直ずっとおいしい)
私が知らなかっただけで、えのき茶はずいぶん前から流行っていたんですね。2012年にNHKの朝イチで取り上げられたようです。全然知らなかった~。
「えのきだけダイエット」というのがあるんですね。元々キノコに含まれるキノコキトサンというのが脂肪燃焼によくて、その中のエノキタケリノール酸が内臓脂肪を積極的に減少させる作用があるそうです。干すことで成分が凝縮し、切り刻むことで有効成分を抽出できるそうです。そのまま料理しちゃ効果ない?
こんな便利なお茶もたくさん売っていました。
お医者さんの話で、メタボ対策で内臓脂肪減少効果を期待するなら、えのき茶を最低3ヶ月は飲み続けてほしいとありました。今回干したのでどのくらいもつのでしょうか。2週間ぐらいでなくなりそうな感じだけど。
私も一緒に飲んで、ダイエット効果があったら3ヶ月後にまたご報告しますね。それまで続けられるかどうか・・。飲む以前に、えのき茸を干し続けられるかどうか・・・と思ったら杞憂でした。
もう第2弾が干してあった~~⁉