1月15日から2月14日まで、1ヶ月に渡り断食をしました。今学んでいるヒルデガルトファミリエの冬のワークの一環としてファスティングに取り組んだのです。
単なるダイエットとは違い「体・心・魂のファスティングワーク」を行いました。目的は1ヶ月間自分としっかり向き合うことで「自分を癒し、自分軸を育て、魂が求める生き方を見つけていく」こと。
今日はその結果報告です。
☆体のファスティング
こちらはかなりいい感じで実践できました。断ったのは、コーヒー・パン・天ぷらコロッケなどの揚げ物・甘いもの。
朝は果物だけ、又は野菜や果物を絞ったジュースや豆乳ヨーグルトのみ。昼はお粥や玄米ご飯に野菜。夜は味噌汁やスープ、穀物ミルク、甘酒などの液体中心。前半と後半に2回、水分だけで過ごしましたが、体が空腹に慣れていたので楽でした。
1ヶ月で3.5kg減
正直これが一番うれしい。やったやった~!結果が数字に表れると幸福感が増します。めまいや寒気などの好転反応も拍子抜けするくらい全然なくて、毎日好調でした。
一番の変化は
よく眠れるようになったこと
今まで寝つきが悪く、ベッドに入ってから1時間ぐらいは悶々とする日々でしたが、自分でもびっくりするくらいすぐ眠れるようになりました。夜10時には自然と眠くなる毎日(早すぎ)
やっぱりノンカフェイン効果でしょうか。グルテンフリー効果もあるのか。人は食べたものでできているというのを実感しました。食べ物を変えると体にも変化が起きるんですね。体が修復された感があります。
☆心のファスティング
こちらは心の解放が目的で、日頃自分を縛っている常識やこうすべきというブロックを外し「どんな自分にも毎日OKを出す」が課題でしたが、正直難しかったです。意識しないと、周りに気を遣いすぎて自信のなさや自己否定などのネガティブが顔を出します。
日本に生まれ育っていると、周りとの同化圧力の壁は無意識レベルまで浸透しているので、ちょっとはみ出ようとすると途端に落ち着かなくなるし、周りを見てお利口さんでいたほうがずっと楽なんですよね。(ワクチンを打たないとワクチン警察ににらまれそうで怖い)
やっぱり勇気でしょうか。どんな状況でも自分らしく生きるには、変な人と思われたってかまわない、そっちがずっと心地よいんだという経験を、勇気を出して積み重ねマインドを自分軸に変えて行く。
体を浄化すると、心の奥底に閉じ込めていた過去の悲しみや怒りの感情まで解放されると聞いていましたが、そんなことはありませんでした。元々ないのか(笑)
☆魂のファスティング
こちらは宇宙とのつながり、見えない世界を意識して生きることがテーマでした。そうすることで、直感力を高め、シンクロに気づき、毎日幸せの種を拾って行く。日頃から意識していることなので、その延長線で無理なく実行できました。
わたしは地球の一部、地球もわたしの一部。暮らしの中で自然と一体になれる、繋がっている瞬間を見つけましょう(ヒルデガルトの言葉)
断食中は加工品も食べなかったため、食事もいつもより丁寧に作ったおかげで、お粥やスープなどが時間をかけてできあがっていく過程をじっくり観察することができました。土で育った野菜、鍋の水、ガスの火、煮ることで沸き上がる風。この世界の四大元素が鍋の中で影響し合う姿は、まさに宇宙はここに在りという感じ。
また、大樹を見に出かけたり、春を待つ庭の草木を見るだけで、大自然との一体感や宇宙の中にいる幸福感に包まれました。
1ヶ月のファスティングワーク、終わってみればあっという間でした。体重や食べた物だけでなく、精神状態や今日の感謝、幸せの種などを毎日記録しましたが(課題)自分の精神状態を客観的にみて言葉にするのは難しかったです。
体は間違いなく軽くなり、頭はすっきりしています。よく眠れるようになったことで、昼間は自然とエネルギーが湧いてくる感じ。やっぱり今まで食べすぎていたんですね。少食にすることで逆に食べることへの感謝や幸福感が増した気がします。
気づきがたくさんあったファスティング。機会があったらまたやりたいです。取り合えずはリバウンドに注意!新しい習慣を身に付けるのは時間がかかるけど、戻るのは一瞬だから。
学んでいるのはこちら ↓
ヒルデガルトファミリエ ・ドイツ自然療法の知恵・EU植物・ドイツホームステイ