バッチフラワーのオラクルカードが新しく発売されたので買ってみた。今までのバッチフラワーカードはお花そのものの写真だったが、このカードはちょっと趣向が違うようだ。
ちょっとメルヘンチックなイラストのカードは、最初から花の持つメッセージを意識して描かれているからわかりやすい反面、本来私たちが花そのものから感じるインスピレーションを邪魔しないかなと疑問に思った。
左のアグリモニーは花が描かれているけど、真ん中のゲンチアンは手にもっているだけだし、右のチコリは抽象的な花束として描かれているから、花そのものからメッセージを受け取ることはできない。
それでも私はこのカードを見た時、とてもいいなと感じた。心に響くのだ。どのカードもずっと見ていたくなる。あえてメッセージは読まないようにして、最初にぱらぱらとすべてのカードをながめたが、心惹かれるものが多かった。
なんとも心地よさそうではないか。安心、平和、穏やかさ、光。ちなみにインパチェンスはバッチ博士が最初に発見したフラワーレメディだ。
バッチ博士は元々西洋医学のお医者さんだった人で、ワクチン開発で一躍有名になったにもかかわらず、現代医学では患者は救えないと野生の植物の中に治療法を見出し、38種類のフラワーレメディを確立した。
フラワーエッセンスが心に響くのは当然のこと。バッチ博士が「病気の根本的な原因は心の不調和」と考えていたからだ。
☆12ヒーラーズ
生まれながらに持っている性格を表す。12のタイプがある。私の場合は間違いなくウォーターバイオレットだ。
持って生まれた自分の気質に似た植物が存在することを知った時の驚きは忘れられない。
ウォーターバイオレットは静かな水の中でひっそりと生息し、他の植物とは別世界に住む。デリケートな小さな花を持つが、茎はしっかりと太い。
人間のタイプは「一人が好き」「干渉することもされることも大嫌い」「人と関わると疲れる」ので、社会的な関係より自分の価値観を重視する。人に距離を置くので、周りからは「とっつきにくい」「プライドが高く近寄りがたい」という印象を持たれる。
もしそんな傾向が強すぎて心のバランスを崩した時は、ちょっと人と関わってみましょうというのがカードのメッセージだ。
☆7ヘルパーズ
長期間に渡って抱えている心の状態で慢性化している。持って生まれたものではないが、もはや性格の一部にまでなっている。7種類ある。
ワイルドオートは「迷いのレメディ」と言われ、興味の対象がたくさんありすぎて、なかなか自分の進む道が決まらない状態の時に。
☆セカンド19
仕事上のトラブルなど、日々起こる外的要因で急に陥る心の変化に対応するレメディ。19種類ある。
クラブアップルは「浄化のレメディ」と言われ、小さなことにこだわりすぎて心のバランスを崩したり、感染症の危険性を心配しすぎて潔癖症になっているような時に。
全部で38種類あるので私も覚えきれず、部屋にポスターを貼って毎日眺めている。植物のジェスチャー(外見、生育の仕方、生き様)と人間の感情状態が対応しているなんて、不思議すぎる世界。
7つのカテゴリーに色分けしてあるので、今の自分の心の状態にあったレメディが見つけやすい。
逆にオラクルカードは、心静かに直感に従って引くことで、偶然のような必然のタイミングで今の自分に必要なメッセージが得られる。
カードを購入後、全部裏返した状態で初めて引いたのがこのカード。長年大人バレエを習っているので、このイラストにはちょっと驚いた。
一人で孤高に踊るけど、なんか楽しそう。小鳥たちがそれを応援してくれている。
ラーチはヨーロッパカラマツ。他の松はみんな冬越えするのに、ラーチは秋に葉が全部落ちてしまうらしい。傘のように下向きに枝が開く。自信のなさの象徴。
ブログの方向性がわからなくなってしまい、自然療法の勉強を口実にしばらく休んでいたけど、このカードを引いたら急にフラワーエッセンスのことが書きたくなった。考えすぎず、ただ心の赴くままに書けばいいのかなと思った。
☆自分なりに思うところがあって、はてなスターとコメント欄を無くしました。今までスターで応援してくださった皆様、ありがとうございました。皆様のブログへは足跡を残さずに訪問を続けるつもりでおります。