ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

ホメオパシーの不思議

メディカルハーブを中心に植物療法を学んでいくうちに、ホメオパシーや生命組織塩、宝石療法、フラワーレメディー、アロマティック・アストロロジーなど、興味の幅が少しずつ広がってきました。

 

メディカルハーブは太古の時代から存在し、地球の恵みを知れば知るほど感謝の念がわきます。またアロマティック・アストロロジーはまさに神秘の世界。自分と宇宙とのつながりを強く意識します。

 

ホメオパシーはむしろ自分の内側に入って行く作業。自分でも気づかなかった心の奥の奥に働きかけて、変化をもたらしてくれる不思議な世界です。

 

ホメオパシーはこちらで学びました。↓

www.hildegardfamilie.com

 

同種療法とは

 

ホメオパシーの発祥の地はドイツ。約200年前、ドイツの医師サミュエル・ハーネマンによって確立されました。

 

当時マラリアの特効薬として使われていたキナの皮を、ハーネマンは自分の体を実験台にし取って見ました。するとガタガタと震え高熱が出て、マラリアそっくりの症状が出たのです。

 

健康な人がキナの皮をとると → マラリアそっくりの症状が出る
マラリアにかかっている人がキナの皮をとると → 症状が改善する

 

このことから、「同じような症状を引き起こすものは、同じような症状をもつ人を治す」という同種の法則を発見したのです。

 

日本でも同様の考え方は昔からあります。風邪をひいて喉が熱くひりひりする時に、熱くてひりひりする生姜湯を飲む。冷え性の予防に、お風呂あがりに冷水をかぶるとよいなど。

 

そして、この「同じようなものが、同じようなものを治す」と言ったのは古代ギリシャの医学の父ヒポクラテスだというから、驚いてしまします。そんな大昔からある考え方だったんですね。そういえば「毒を以って毒を制す」なんて諺もありますね。

 

ホメオパシーのレメディは地球上に存在するありとあらゆるものから作られています。植物・動物・鉱物だけでなく、病原体、薬剤、臓器、虹、太陽の光、X線、電磁波など、現在では3,000種類以上はあると言われています。そこが植物療法と違うところなんですね。 

参考にしたのはこちら↓

ホメオパシーってなぁに?

 

レメディーと精神性

 

私がホメオパシーで面白いなと感じるのは、レメディーが体の症状だけでなく、心の症状に効くところなんです。そしてそれが時間に関係ない。何十年もため込んでいたものがレメディーによって変化をおこし、表面に出てくる。そんな体験談をたくさん聞きます。また、人間の気質にリンクしているところも大変興味深いです。

 

たとえばネイチュミアというレメディー。岩塩からできていて、塩分の摂取に問題があり水分摂取が乱れ、体がむくんだり、唇や皮膚が乾燥したりする症状に効くとされています。

 

それだけでなく、悲しみを固めてため込んでいる人、過去の精神的な傷を塩漬けにしている人、インナーチャイルドのケアに効くとされているんです。感情を押し殺して涙が出ない人におススメのレメディだそうです。夜寝る前にとると、寝ている間に自己治癒力が働き、不思議な夢をみることもあるとか。

 

塩は昔から食品の保存に使いますよね。またお葬式などお清め、浄化にも使います。だから悲しみを固めて保存している人の浄化に使う。こういう話を私は非科学的とは思わず、面白いなと感じるんです。

  

たとえばドロセラというレメディ。モウセンゴケというべたべたした食虫植物からできています。喉に毛が入っているようなイガイガしたしつこい咳に効くとされています。

 

植物なのに虫(動物)を捕まえて生きなければならない、生き抜かなければならないという宿命。また、花だと思って近づいたら食べられてしまったという虫の無念さ。そんなどろどろした根に持つという精神性が「しつこい、嫌がらせの咳」とリンクするそうです。

 

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モウセンゴケにとまるトンボ。ベトベトに捕まったのでしょうか。喉に毛が入ったようなイガイガしたしつこい咳がイメージできます。

 

 

たとえばポースティーラというレメディ。西洋オキナグサからできています。この花は見た目は弱弱しく繊細なイメージですが、わずかな水分で育ち実は強い。ところが受粉後元気に育つ反面、種が風で運ばれると、途端に枯れてしまうそうです。

 

精神性は、依存的、弱さをアピールして依存することで強く生きる。若い時は愛されたい症候群。家族のために生きるが、子どもたちが独立すると精神的支えを失って、急に萎れたように病気の症状が出る。ホルモン、女性生殖器の問題によく効く。

 

☆私の愛用品☆ 

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ホメオパシーのレメディ36種類家庭用キットと最近お気に入りの Thuja(ニオイヒバ)のマザーティンクチャー。感情や老廃物の排出を促し浄化してくれます。前左が生命組織塩シリカ・ルビー(宝石)エッセンス。必須ミネラルのシリカと第3チャクラに働きかけるルビー。前右がバッチ・レスキューエッセンス。5つの花のエッセンスをコンビネーションしたもので、強い不安、ストレスを感じる時に助けてくれます。

 

ホメオパシーはなんとなくうさんくさい、非科学的と感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも、代替療法と正式に認めて取り入れている国や愛用している人も多くいるんですよ。

 

retoriro.hateblo.jp

 

ホメオパシーのレメディはこちらで買えますよ😊

https://www.hildegardfamilie.com/ 

 

まだまだホメオパシーの世界の入り口に立っているだけですが、ちょっと勉強しただけでも世界観がずいぶん変わりました。自分はこの植物に似てるかも、意外とこの動物と共通点があるかも、この鉱物になぜか魅かれるなど、世界は人間だけじゃないと共存意識が強くなりました。

 

また、世の中は目に見えるものがすべてではないと、ますます強く感じるようになりました。そうじゃないとレメディ一粒で、何十年間もため込んでいた悲しみが心の奥の奥から出てくるなんてことは説明がつかない。実に不思議です。