ずっとヴィーガン暮らし

菜食と薬草のおうち歳時記

ミキ応用編~ミキグルトと蒸しケーキ

紫芋とお粥で作った発酵ドリンク「ミキ」は、色もきれいで爽やかな味に仕上がった。乳酸菌は「通過菌」と言って、腸に留まることができないこともわかったので、これからは毎日少しずつミキを飲みたいと思った。

 

retoriro.hateblo.jp

さて、ミキの魅力はいろいろな料理に活用できることだ。まずはミキを使って植物性のヨーグルト「ミキグルト」を作ってみよう。いつもは「葛乳酸菌」を購入して豆乳ヨーグルトを作っているので、ミキで作れるならお手軽でよさそうだ。

 

紫芋のミキ100mlと豆乳を300ml用意する。

よく混ぜたら蓋をして、常温で半日から1晩おく。

こんなに簡単でいいの~?本当に固まるのかしらと、半信半疑。

 

びっくりです。1日も待たずに固まった。ミキに乳酸菌がいっぱいいるとは聞いていたけど、本当なんだと実感。発酵中なのか、よく見ると表面に小さな泡があるのがわかる。

さっぱりしたお味で美味しい!食べて量が減ったら、豆乳を足して繰り返し作れるらしい。いつもはヨーグルティアにセットして作っているので、この手軽さはいいなぁ。

 

次にミキを使って蒸しケーキを作ってみた。材料は蒸したリンゴと紫芋、小麦粉200g、黒糖30g、ミキ300㎖。

オイルやベーキングパウダーもなしだけど大丈夫かなと、こちらも半信半疑。ミキが万能だから、こんなにシンプルなのかもしれない。

 

生地を混ぜて型に入れたら、リンゴと紫芋を上にのせる。蒸し器に入れて30分ぐらい蒸す。竹串をさして生地がついてこなければできあがり。

卵や油、乳製品などが入っていないので、ふわふわした蒸しケーキとは違って、どっしり重めな感じに仕上がった。

食べ応えあり。おやつのスィーツというより、まるで軽食だ。子供の頃に食べたような昔懐かしい味がする。正直とびきりおいしいというわけでもないけど、妙に癖になる味だ。リンゴ、お芋、シナモン、黒糖がよくマッチしていて、お腹を優しく満たしてくれる。

ミキはドレッシングやみそだれ、漬物、ポタージュなど、まだまだ応用できるらしいので、少しずつやってみよう。

 

今回はこちらの本を参考にした。ミキ伝道師である田町まさよさんの本だ。「ミキ伝道師」って、ミキ愛が半端ない。

素敵なレシピも満載だが、単なるレシピ紹介本ではない。その土地でとれた自然の恵みに感謝して、丁寧に調理していただく。そうやって自然と共に生きることの大切さを教えてくれる本だ。著者は重度のアトピーを、奄美大島に移住後8年かけて自然に治したそうで、その体験談が説得力を持つ。

人が心や体を病むのは、自分が大きな自然の一部であるということを忘れ、自然とのつながりを失ってしまったからなのではと、私は自分の経験から思います。

今は八ヶ岳を拠点に、神様と人と自然を繋ぐ奄美の伝統発酵飲料お神酒の元「ミキ」の伝道師として、全国で活動しているそうだ。

 

私も著者からミキ愛をたくさんもらったので、これからミキを作って毎日飲もう。さつま芋も今はいろんな種類があるらしい。お粥を雑穀にしてみたらどうだろう。色や味が微妙に違うミキが楽しめるかもしれない。台所研究がまた始まりそうだ。