牛乳の代わりにベジの人たちが長らく飲んでいた豆乳。最近ではナッツミルクや穀物ミルクが登場し、豆乳に代わる「第3のミルク」として存在感を増しつつある。
スタバではいち早くアーモンドミルクやオーツミルクを取り入れ、ソイラテ以外にも植物性ラテの選択肢が増えた。やるなぁ、スタバ。ベジの人にとっては実にありがたいことだ。
私もよく植物性ミルクを作っているけど、アーモンドやカシューナッツで作るナッツミルクより、今は穀物ミルクのほうが気に入っている。古代小麦のスペルト小麦で作るミルクは体に沁み透る美味しさだ。
ただ、手作りミルクはやっぱり手間がかかる。前の晩からナッツや麦を水に浸したり、ミキサーでガーしてからガーゼで漉したりと、結構大変。スーパーで売っている植物性ミルクはお手軽だけど添加物が気になるし。
そんな時にアースミルクという名で発売されたオーツミルクを知った。初回お試しセットは7,860円がなんと2,360円に。クーポンがあったので送料も無料になり、超お得に購入することができた。
届いたのはこちら。オーツミルクが2種類と、専用の電気マグケトル。
最初から粉になっているから、オートミールを水に浸したり、ミキサーにかけたりする手間が省けそう。その分、専用のケトルを使うのがちょっと面倒な気もするけど、どうだろう。
さっそく作ってみることにした。まず電源カバーを開けて、ケーブルを接続。カバーが付いているのは安全でいい。
水を250㎖入れて蓋をし、電源プラグをコンセントに差し込む。温度を60℃に設定する。
すぐに設定温度に沸くので、蓋を開けてオーツミルクの粉を30g入れる。けっこう多いな。
よくかき混ぜる。ちょっとダマダマの状態だけど、ここで蓋をして60℃で加熱したまま30分待つようだ。
今回届いたミルクは2種類あって、待たずにすぐ飲めるタイプもあった。待つのが面倒、すぐに飲みたいという時はそっちがいいのかな。
30分で電源は切れるけど、特にお知らせ音はないようだ。最初だから、まだかな、まだかなと気になってしまったけど、慣れたらアバウトでも大丈夫だろう。
頃合いを見計らって、ケーブルを抜く。美味しくできたかな。カップに注ぐのかと思いきや、この電気ケトルがマグだったのだ。100℃じゃなく60℃だから危なくもない。そのまま飲めると言う手軽さが気に入った。
ほどよく温かく、自然の甘味も感じられ、なんだかほっとする懐かしさ。うん、美味しい。やっぱり穀物ミルクはいいな。途中で抹茶も加え、抹茶ラテにして楽しんだ。
アースミルクというネーミングがすごく素敵だなと感じた。公式サイトによれば、オーツ麦はやせた土地でも栽培でき、水の使用量も少なくて済む。乳牛に比べると環境負荷が1/10以下だそうだ。また、粉状なので輸送時のCO2削減、ゴミの削減にも繋がる。
アースミルクはオーツ麦の粉末と酵素のみで添加物なし。酵素が麦の自然な甘さを引き出すという。オーツ麦には腸内環境を整え、血糖値の上昇を抑えるBグルカンが豊富に含まれているそうだ。なるほど、だからオートミールって今人気急上昇なのか。
つまりアースミルクはカラダにも地球にも優しいということのようだ。
一緒に地球にやさしいミルク生活を送りませんか
(公式サイトより引用)
今までミキサーで作っていた植物性ミルクは、冷たいまま飲むことが多かった。元々ローフードのほうから流行ってきたこともあり、温めて飲むという発想がなかった。
今回のアースミルクを飲んでみて、植物性ミルクは温かくしても美味しいことがわかった。秋から冬の寒い季節に、オーツミルクにココアや小豆粉、黒豆粉、生姜や抹茶など、いろいろ加えて楽しむのもいい。プラントミルク生活のバリエーションが広がりそうだ。
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