ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

きのこご飯でおにぎらず

きのこの映画を観たら俄然きのこが食べたくなって、椎茸としめじの炊き込みご飯を作りました。でも、炊き込みご飯だとブログが数行で終わりそう。なにかアレンジできないかと考えたのが

 

おにぎらず

 

おにぎらずの存在は知っていましたが、作ったことはありません。今回人生初の(おおげさ)おにぎらずに挑戦!

 

初めてやることには失敗が付き物。失敗の原因として予想できるのは(私の場合)次の二つです。

 

欲張り+大雑把

 

あれもこれもと具材を欲張ると、はみ出たり、まとまらなくなるのは目に見えています。加えて大雑把な性格なので、えーいと勢いでやってしまったり、なんとなくこんな感じで、と丁寧さにかけると無残な結果になります。

 

そこで今回は、欲張らず少なめ、丁寧にを念頭にやってみることにしました。

 

まずは中央まで海苔に切り込みを入れます。(いつもならテキトーにやるところを、ちゃんと縦横測って)

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右サイドに、きのこご飯を載せていきます。(少なめ、少なめ)

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左サイドに具材を載せていきます。ここではズッキーニのナムルと人参サラダを。(少なーい!もっとたっぷり入れたいけど、我慢我慢)

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彩りがほしくて、銀杏とルビーカイワレを載せてみました。

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いよいよ折っていきます。まずは左下から上に折ります。

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次は左から右へと折ります。中身を少なめにしたのに、けっこうなボリュームで膨らんでいます。

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最後に上から下に折ったら、ラップに包んで10分置きます。この10分で具材とご飯、海苔がなじんでいくのでしょう。

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いつもなら10分なんて待たずに切っているところですが、今回は大雑把な性格を封印して、きちんと待ちました。(10分が長いこと)

 

いよいよカット~ドキドキ~

 

お弁当に持っていく場合はラップごと切るらしいです。そのほうが乾燥しないし、食べる時にも楽そうですね。今回はラップを外し、濡らした包丁で切りました。

 

こんな感じにできあがりました。銀杏とルビーカイワレが完全に埋もれている(泣)彩りのはずが、、。ズルして爪楊枝で銀杏を浮上!

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炊き込みご飯じゃなくて、白いご飯の方が切り口の具材がきれいに見えたかも。でも、初めてのおにぎらずはとても楽しかったです。

 

正直な感想としては、別にこれ切らなくてもいいんじゃない、と思いました。もちろん、切り口の面白さ、ボリューム感、美しさを楽しむのがおにぎらずの醍醐味。でも一旦それは置いておいて。

 

おにぎらずなら三角おにぎりより具材をたくさん入れられるので、冷蔵庫にある残り物や常備菜をチャチャっと載せて、パパッと折ってラップにくるんでおけば、忙しい時にそのまま丸かじりできる。

 

切ることが前提だと、はみ出ないようにと具材も少なめになっちゃうし、彩りとか考えてちょっと気取っちゃう。個人的には、毎日の生活の中では切らないおにぎらずもありだなと感じました。

 

もちろん、切り口の意外さ、面白さをとことん追求し、見る人をあっと驚かせるようなおにぎらずも素敵です。そんな工夫や発見も料理の楽しみですから。

 

それにしても、折り畳むのがこんなに楽しいとは。包むのともちょっと違うんですよね。包むのは安心感があるけど、折り畳むのは切り込みがあるからか、ちょっとドキドキ、ワクワク。海苔以外でも何か折り畳めるものはないか、考え中です。

 

 

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