久々にご飯とパンの合体形「ごパン」を作りました。酵素玄米と七草粥がちょっとずつ余っているので、2種類のごパンを楽しもう！
玄米はもう40年ぐらい食べていますが、酵素玄米は3年ぐらい。普通の玄米より面倒で、食べたり食べなかったりだったのですが、ちょうど去年の今頃に専用の炊飯器を買ってから楽に続けられるようになりました。
購入の決め手となったのが「玄米の研ぎ汁で豆乳ヨーグルトも作れる」という点でしたが、研ぎ汁の乳酸菌まで自動で作ってくれるわけではなく、そこは誤算でした💦
さて、ごパンです。できるだけシンプルに作りたい。
＜酵素玄米ごパン＞
余った酵素玄米100g、米粉100g、豆乳100㎖にオリーブオイルと塩、ゆかりを混ぜました。いつも最初は覚えやすい分量で作ってみて、食べた後で必要に応じて変更します。
始めに酵素玄米を綿棒でたたいてなめらかにしておきます。
小さいけど玄米なのでずっしりと重く、2個ぐらいで十分。玄米を食べ飽きた時や小腹が空いた時のおやつにいいかもしれません。カレーに載せても。
ごパンは発酵なしだから簡単！余ったご飯があればすぐできます。個人的には塩味系にしたほうが合う気がします。
一体ご飯なの～パンなの～どっちなの・・という中途半端な味になってしまうので、パンチを効かせるのがコツです。（おにぎりには味の濃い昆布などが合いますよね）
ちなみに、以前作ったこちらのごパン焼きドーナツでは、桜の花の塩漬けを載せたものが一番美味しかったです。
七草粥のごパンですが、失敗してボツになりました（泣）お粥だということをすっかり忘れて、酵素玄米バージョンと全く同じ分量で作ろうとしたら、水分が多くてまとまらず、粉を増量してもダメ。結局四角い型に入れて焼きましたが、まあるいシリーズからは外れて、、。
長野県安曇野にあるシャロムヒュッテというペンションをご存知ですか。もう25年以上前に家族で泊まったのですが、そこのお食事が当時まだ珍しかったマクロビオティックで、それはそれは美味しかったです。
そこで初めて「玄米お粥パン」という不思議なパンを食べたんです。キャベツの芯やだしを取った後の昆布、野菜くずなども入っていて、味わい深くすごく美味しかった～。25年も前に野菜くずを入れたパンをお客さんに出すこと自体、相当先駆的だったと思います。
シャロムとはヘブライ語で「平和」を意味し、ペンションだけでなく、フェアトレードのエコロジー雑貨店、自然農、シュタイナー教育、地域通貨、パーマカルチャーなど、循環型社会を目指して様々なワークショップなども開いていたようです。
今現在はどうなっているのかわかりませんが、シャロムヒュッテの素晴らしさを書いている方がいました。（数年前の記事）
私が絶対にシャロムヒュッテに行ってみたいと思い、まだ幼い子供たちを連れて強行した旅行だったのですが、本当にすてきなところでした。
私にとっては元祖ごパンである、あの玄米お粥パン、また食べてみたいなぁ。それが無理なら作ってみたい。野菜くずをいっぱい入れて。七草粥のごパンが失敗したばかりなのに、全然懲りていません。
