春野菜の美味しい季節になりました。春キャベツ、そら豆、グリーンピース、クレソン等々、自然の苦みが眠っていた体を目覚めさせてくれますね。
でも私は冬の間断食をしていたせいか、春野菜より根菜が食べたい気分。根菜をしっかり食べて、そろそろ土の中から這い出していかないと、季節に置いて行かれそうです。
そこで今回は根菜たっぷりのハーブガレットを作ってみました。
☆ごぼうとピーナッツのガレット
シャキシャキした歯ごたえのあるごぼうが好きです。きんぴらもいいですが、ちょっと趣向を変えてガレットにしてみました。
材料はごぼう、ピーナッツ、にんにく、パセリやチャイブ、タイムなどのハーブ類。ピーナッツは粒々が残るくらいに轢きました。
つなぎに米粉を入れて混ぜます。
フライパンにオリーブオイルをしき、こんがりするまで両面焼いたら出来上がり。ターナーでぎゅうぎゅう押しつけながら、素材がくっついてまとまるように焼くのがコツ。
お皿に移して、お醤油とラー油をかけます。少しずつ海苔で巻いて食べたら、ご飯抜きの海苔巻きのようで美味しかったです。お腹も満たされるし、カロリーオーバーにもならないからいいかも。
☆蓮根と山芋のガレット
山芋を使ったもっちりガレットです。材料は蓮根、山芋、にんにく、ローズマリーやタイムなどのハーブ。
最初にニンニクをオリーブオイルで揚げ焼きにし、ニンニクチップを作りました。
蓮根は薄切りにし米粉をまぶします。山芋はすりおろして、つなぎの米粉を入れてよく混ぜます。最初に蓮根から、まあるく並べて焼きます。
その上に山芋生地を流していきます。ローズマリーも散らして。
土台の蓮根がしっかり焼けたら、ひっくり返してしばらく焼きます。
山芋が焼けたらお皿に移して、ニンニクチップを飾ったら出来上がり!
こちらもお醤油をかけて、海苔にのせていただきました。シャキシャキ蓮根ともちもち山芋の食感がコラボして美味しかったです。
そこまで創作料理に燃えているわけではないのですが、気が向いた時にヴィーガンサイトにレシピ投稿しています。他の方のレシピを見るのも楽しみです。
れんこんのハーブガレット|レトリロ【癒しのまあるいごはん】さんのヴィーガンレシピ
今回のガレットは夜中に思いついて、「ビーツと人参を組み合わせたら、色がきれいかも」「そら豆やグリーンピースをつぶして生地に加えたら」等、次から次へとアイディアが浮かんで興奮状態、、全く眠れなくなってしまいました。
料理のことで眠れなくなるなんて、我ながら平和でのんきな暮らし。でも、こんなことも日々の小さな幸せの種だと思って、よしとしましょう。
現役で働いている時は、いつも時間に追われて自分のことは後回し。朝は4時半頃に起きて夫と子供たちのお弁当づくりから。自分のヴィーガン弁当まではとても手が回らず、職場近くで玄米おにぎりを買って済ませる始末。晩ご飯も家族の分をバーっと作って、気がついたら自分の食べる物が何もない、取り合えず納豆でということがよくありました。
自分のために手間ひまかけて、ヴィーガンご飯を作る日が来るなんて思わなかったなぁ。人はどんなにマイノリティでも自分らしく生きていいし、それが心の健康にもつながると、今になってやっとわかったような気がします。