ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

庭のバラを蒸留してローズウォーターを作りました

ずっと前から憧れていた、お花やハーブの水蒸気蒸留。本格的な蒸留器があれば、家庭でもアロマウォーターが作れるし、ほんのちょっとだけは精油も取れるらしい。でも家庭用でも10万円ぐらいするしなぁ。そこまでやらなくてもと諦めていたところへ、

 

なんとアロマ蒸留器リカロマミニタイプが新発売されたんです!

 

さっそく購入してしましました。販売元のリカシツさんは、元々理化医療用ガラス製品を取り扱っていた会社で、「理化学+インテリア」という新しいコンセプトで素敵なガラス製品などの理科系雑貨を販売しています。

 

こんな可愛いボックスで届きました。

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開けてみると、ビーカーのようなものが入っています。これだけ?なんかシンプルで簡単そう。

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ワクワク・ドキドキしながら、まずは庭のバラを蒸留してみることにしました。もうそろそろ花びらが落ちそうなものを選んで。

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誤算だったのは、IHの卓上コンロが必要だったんですよ。もともとガス派なのでキッチンもIHではなくガスコンロです。よけいな物を買うのはちょっと、、。でもアロマウォーターを作りたいという気持ちが勝って、購入しました。

 

IHコンロの上にビーカーを載せて、バラの花びらも用意して、準備完了~と思ったら、バラに小さい点のような虫がたくさん(泣)

 

仕方なく花びらを一度洗って虫を除き、花びらの水気を取る作業をしました。虫ちゃんも100℃で蒸されたらたまらないでしょうしね。洗ったら花びらがシワシワになってしまったけど。

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ビーカーの底のほうに水を入れて台を置き、その上に小さなビーカーをそっと載せます。まわりにバラの花びらを入れていきます。蓋をしてコンロのスイッチを入れます。

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底の水がぐつぐつと沸騰してきたら、上の蓋に氷をセットします。バラの花びらが熱い蒸気で蒸されて香りや成分が出てきます。

 

上がった水蒸気は氷で冷やされて、バラの成分が入った水滴が蓋のカーブを伝わって真ん中に集まり、ポタポタと落ちてきて小さなビーカーに溜まるしくみです。

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部屋中にバラのいい香りが広がってきました。癒される~

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説明書によると20分ぐらいで100㎖のアロマウォーターが取れるということですが、バラの量が足りなかったのか40㎖ぐらいしか取れませんでした。

 

でも、初めての体験なので大満足💛

 

左は先日習ってきたローズマリーのチンキを濾したもの。右ができたてのローズウォーターをスプレーボトルに入れたもの。顔にシュッシュッとかけたり、お部屋にスプレーするだけで、バラのミストが広がって贅沢気分。

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今まで、ハーブティーや料理、お菓子作りに利用するだけだったけど、蒸留器が加わったので楽しみが広がりました。(ちなみにリカロマミニは精油は取れません)

 

リカロマミニが27,500円、IHコンロが3,970円と初期投資がかかったので、その分どんどん利用しようと思います。ラベンダーやローズマリー、ミントなど庭のハーブを家で蒸留すれば、お風呂に掃除にとふんだんに使えるし、何より香りがいいので癒されます。

 

ドライハーブも蒸留できるそうです。リカシツさんではリカロマ用に月桃オオバクロモジドクダミなどの和ハーブの販売もしています。お茶もいいけど、暑い夏はミストにして浴びたら気持ちいいでしょうね。

 

まだまだ勉強中の植物療法ですが、どうしても成分や効能ばかりに気を取られがちです。何も考えずに葉っぱを眺めたり、香りをかいだり、生きている本物の植物とのお付き合いを大切にしよう。

 

頭の中だけに知識を閉じ込めておくのではなく、昔の人々が普通にやっていたように、感謝しながら生活の中で使っていく、それが最高の喜びであり贅沢だと感じます。


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