瑞々しい春菊が目に留まり、思わずたくさん購入しました。欧米では春菊は花を観賞するのみで、葉を食するのはアジアだけだそうですが、なんかもったいない、あの苦みがとっても美味しいのに。食文化はいろいろ違うものですね。
さっそく春菊のペーストを作りました。これがあると、豆乳で割ってスープに、粉類と混ぜてクッキーにといろいろ楽しめます。
さっと茹でて水気を絞った春菊と、クルミ、松の実を用意します。要はバジルのジェノベーゼの春菊バージョンです。ちょっとアジアっぽくごまペーストも入れて。
塩とオリーブオイルを入れてフードプロセッサーでガーっとすればできあがりです。あとで春菊クッキーを作るので、にんにくはあえて入れませんでした。
次にそば粉のニョッキを作りました。粉物を作る時はそば粉を選ぶことが多くなっています。どこか田舎っぽいボソっとしたイメージで、そば饅頭や蕎麦がきがすぐ浮かびますが、フランスのガレットのようなオシャレな料理にも登場し、奥深いそば粉。なんとも魅力的。
以前そば粉のガレットを作った時は、小麦粉より扱いにくくて(すぐちぎれてしまう)大変でした💦 ニョッキは小麦粉に蒸したじゃがいもを混ぜて作るのが一般的だと思いますが、今回初めてそば粉で作るガレットに挑戦。またボツになるか、、と不安がよぎりながら。
そば粉に熱湯をかけて、はしでぐるぐる混ぜます。なんか蕎麦がきを作っているような。まとまったら一晩冷蔵庫で寝かせます。
棒状に伸ばしたものを一口サイズに切ってからフォークで線を入れ、3分ぐらい茹でたらできあがり。不揃いでいびつな形になったけど、なんか素朴でかわいいそば粉のニョッキ。
フライパンにオリーブオイル、にんにく、クミンを入れて火にかけ、いい香りがしてきたら先ほどの春菊ペーストを入れ、ニョッキのゆで汁でのばしてソースを作りました。
バジルソースも美味しいけど、この春菊ソースも美味しかったですよ!ナッツやごまペーストが入っているのでコクがある。
そば粉には小麦粉のようにグルテンがないから、パスタを食べた後のようなお腹が重たくなる感じもなくて、気に入っています。ルチンを始め、栄養もたっぷりです。今度はそば粉のパンを作ってみようかな。難しそう~。