ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

ハーブティーの需要が急激に増加⁉ 暮らしに変化が訪れるとき

最近ハーブティーの需要が急激に伸びているという記事を読んで驚きました。ハーブティーって私のように好きな人は毎日飲んでいるけれど、葉っぱ臭くて苦手という声もよく聞くからです。

 

記事によると「外出自粛期間によるストレスの緩和に用いている傾向がある」そうです。やっぱり家にいる時間が長くなると、知らず知らずのうちにたまってくるものがあるから、リラックスしたり気持ちを切り替えたりするために、今まで以上にお茶の時間が必要だということですね。でもなぜ今更ハーブティー?

 

コーヒー派の人も家で何杯も飲んだら胃に負担がかかるので、ハーブティーを飲んでみようかなと思ったのでしょうか。それとも何か「習慣を変えたい」という気持ちの変化が起きているのか。これは私もそうなのでわかります。

 

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ハーブ専門店enherbでは、「ストレス、リラックス」「免疫サポート」「美容、女性バランス」「ダイエット」の4種類のハーブティーがあるそうですが、コロナウィルスの影響が出る前の1月との比較で、売り上げが150%も伸びているそうです。中でも「免疫サポート」は1月比259%増の伸びだというから、免疫力を高めることに人々の関心が高いということでしょうね。

withnews.jp

記事によると、紅茶市場でも変化が起きているようですよ。簡単で便利なティーバックではなく、リーフティの需要が伸びているとのこと。ティーポットや茶こしを使って丁寧に紅茶を入れる人が増えている。お気に入りのカフェも休業中で行けない分、おうちカフェを楽しもうということかな。

 

興味深いですね。自宅で過ごす時間が否応なく増えて、自分の暮らしを改めて見つめなおす機会も増えた。何か変えたい。家でできること。家での時間をもっと心地よく豊かなものにしたい。お金やモノじゃなくて、例えばお茶をいれるという行為を時間をかけて丁寧にやってみる。その先に見えてくるのは今までとは違った価値観だったりして。

 

次の記事も大変興味深く読みました。モノを極力持たない主義のミニマリストの人たちが、備蓄も重視するようになったという話。自粛生活の中でマスクが長期間買えない事態が発生したり、一時的にトイレットペーパーがスーパーから消えたり、食料品が品薄になったりと誰もが不安な日々を過ごしました。

 

そんな中、「備蓄するミニマリスト」「修正ミニマリスト」という新しいスタイルが生まれているようです。そしてこれからは「プレッパー(備える人)の時代」が来るとか。ヤフーニュースで読めたのですが、制限がかかったようなのでこちらを載せました。

https://headtopics.com/jp/124671252512490725118-14008551

 

 以前はブレない人に憧れていました。情報過多の時代でもまわりに振り回されず、自分が信じる道を黙々と進むスタイル。でも今はもう少し柔軟な姿勢でいることも大切なのかなと思うようになりました。

 

自分の価値観にこだわり過ぎて、いつの間にか停滞していることもある。だからなんとなく心がそわそわしたり、ちょっとした違和感を感じたりしたら、その時は迷わずにリセットしてみる。そんな自分の中の小さな兆しを「察知する感性」が大切だと2つの記事が教えてくれました。ずっとコーヒー派だったけど、ハーブティーもいいね、なんて。ミニマリストだけど、備蓄もやっぱり必要だよね、なんて。ブレないけど軽やかに何度でもリセットする、というのは矛盾でしょうか?