ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

植物性ヨーグルト実験室

子供の頃から牛乳が苦手だった。なのにどうしたわけかヨーグルトは大好きだった。たぶん口当たりの良さだろう。冷たくて、柔らかくて、酸味が爽やかで。大人になって動物性の食品をだんだん食べなくなっていったけど、最後までヨーグルトは買っていたように…

夏の体は酸っぱいハーブサワーで整える

今がまさに真夏、夏の真っ盛りだ。節電なんて話はいつの間にか聞かなくなって「適度に冷房をつけて」「こまめに水分補給を」と、日に何度も聞くようになった。地球環境が変わり、夏がもはや「危険な暑さ」になったということだ。 そんな夏の水分補給に役立つ…

ブラックベリーで豆乳チーズができた

庭のブラックベリーが今年もたくさん実をつけた。いちばん甘くて美味しいのは、ぽとっと落ちる直前まで熟した柔らかい実。黒くなっていても固いものはかなり酸っぱくて食べられないので要注意だ。 ところが、そういう熟した美味しい実には必ずカメムシが先に…

樹齢千年のオリーブ大樹を訪ねて

数年前から大樹巡りの旅をしている。広島の被爆樹イチョウの木の話を読んだのがきっかけだ。「75年は草木も生えない」と言われた焦土ヒロシマに、見事に蘇ったイチョウの木。だが数年間は葉っぱが扇形にならず、異形の葉を出し続けたという。物言わぬ植物が…

レモン甘酒はもちもちチーズ風

家で甘酒を作り始めて早10年。初めは白米のお粥と米麹で作るオーソドックスなものだったが、玄米甘酒や雑穀甘酒、小豆甘酒など、素材を変えるだけでいろんな甘酒が作れることがわかり、どんどん面白くなった。 栗甘酒、さつまいも甘酒、かぼちゃ甘酒と試行錯…

ザクロの赤い粒は豊穣の象徴

見た目はごつごつしていたり、一か所飛び出ていたりして、なんかあんまり美味しそうには見えないザクロ。でも割ってみると、びっしり詰まった深紅の粒が顔を出し、その美しさに目を見張る。 それもそのはず、ザクロは神話や聖書にも登場するくらい、大昔から…

命を蘇らせることからその名が付いた和ハーブ

お刺身には必ず添えられている青紫蘇。抗菌作用が強く、食べ物が腐るのを防ぐ効果があるという。その青紫蘇について調べていたら、興味深いエピソードに出合った。 昔、中国の有名な華陀(かだ)という医者が、カニによる食中毒で死にかけていた若者に紫の薬…

新しいチャクラ本は目から鱗だった

長年ヨガをしているので、なんとなくチャクラの話を耳にする機会は多かった。ヨガの先生は「チャクラを開いて」とよく言っていたし、ヨガの本をめくればチャクラの図が載っていたりした。 そしていつの間にか自分の中で漠然とした認識ができあがっていた。 …

庭が小さな薬草園になっていく喜び

我が家の庭に憧れの薬草が育ってきた。うれしくて毎朝起きると庭に出て、育ち具合を確認している。「憧れなんて大げさ、そんなの道端に生えてるよ」って言われてしまいそうだけど、私にとってはずっと憧れていたものなんです。 それはヘビイチゴとドクダミ。…

神戸一人旅、ヴィーガンカフェでまさかの大ピンチ

昨年9月、ひょんなことから偶然立ち寄った神戸布引ハーブ園。すごく気に入って、新緑の季節に必ずまた来ようと強く思った。そして今回実現した神戸一人旅。1日目は広大な敷地のハーブ園でゆっくり過ごし、2日目は北野異人館を巡る1泊2日の旅だ。 布引ハーブ…