ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

ネガティブコメントの洗礼と一時の迷走

今年1月からブログを始め、なんとか今日まで続けることができました。自分の暮らしを書き留めておく日記ブログですが、こんな素人ブログにも立ち寄ってくださる方々、コメントをくださる方々との交流を通して、心が和む時間が増えたことに感謝しています。

 

ところが、先週思ってもみなかったことが起こりました。

 

ある日、アクセスが異常に上昇したのです。2,000、3,000とびっくりするような数字が出ると思ったら、あれよあれよといううちに5,000、6,000と上昇していきました。結局その日のアクセス数は10,000を超えました。明らかに異常事態。

 

何故何故何故何故何故・・・・・

 

すぐに「何かやらかしてしまったのか」と思いました。知らないところで反感を買ったのか・・。

 

普通に考えればアクセスが増えるのはうれしいことですが、急上昇するような注目記事が書けるはずもないし、日記ブログですから目新しいキーワードがあるはずもない。これは何かネガティブな反応が来ているのだと直感的に思いました。

 

アクセス解析を見ると、99%がツイッターでした。こんなことは今までなかった。どなたかフォロワーの多い方の反感を買ったのか・・・と怖くなりました。

 

そしてアクセス先を見ると、驚くことに99%が8ヶ月も前に書いた、ある記事でした。

 

retoriro.hateblo.jp

 

この記事がなぜ? こんなたわいもない台所記事がなぜ、しかも8ヶ月も前の記事が今なぜ?

 

この記事は私が普段使っている農薬落とし「野菜安心」を紹介した記事で、この商品を少量水に溶かして野菜や果物を10分程度つけておくと、残留農薬が浮かび上がって来るという話を書きました。私としては商品リーフレットに書いてあるまま、浮かび上がってきたものが残留農薬だと疑わずに書いたわけですが、どうもそこに問題があったようなのです。

 

結果的にはご丁寧なコメントをくださる方々のおかげで、いろいろな問題点に気づくことができました。わざわざご自身の時間を使ってコメントをくださる方々がいることに温かい気持ちになりました。

 

でも、コメントが次々と来ている状態の時は「いったいどんなコメントが来ているのだろう」と怖くて怖くて中身を確認できませんでした。

 

フェイスブックもツイッターもしていません。SNS上の誹謗中傷はニュースで見ることはあっても、日頃自分とは全く縁がありませんし、今まで削除したくなるようなコメントをもらったこともありませんでした。

 

不特定多数の人に向かってブログを書くということ、どこの誰が読むかわからないということの怖さを、この10,000という数字で初めて知ったような気がしました。ちょっとしたことがきっかけでブログをやめてしまう人も多いと聞きますが、それもあるだろうなと、妙に納得~。

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こんなところに穴が・・・


 どんな怖いコメントが来ているのかと、勇気を振り絞って内容を確認すると、あら、ネガティブばかりじゃない! 親切丁寧に私の記事の問題点を指摘してくださる方々もいて、救われた気持ちでした。

 

ネガティブっぽいものたちは読まずに即削除! でもどういうわけかチラ見でも記憶に残るから不思議。

 

ヴィーガンだから知能が低いんだ、とかなんとか。脳に必要な栄養素が足りない、とかなんとか。今読んでいる方にも不快な思いをさせてしまうのでこれ以上紹介はしませんが、ネガティブコメントは言いたい放題って感じ。アンチヴィーガンが多い!

 

でも大いに反省する点がありました。自分が日頃使っていていいなと思う物を紹介していたつもりでしたが、商品説明を鵜呑みにして疑うことは全くありませんでした。

 

「野菜安心」については、

野菜や果物(りんご等)は皮を剥かずにそのまま全体を食べたいし(一物全体)柑橘系は酵素シロップは皮ごと、マーマレード、陳皮などは皮を使いたい。(「なんで皮にこだわるんだ」なんてコメントも来ましたが、余計なお世話!)

   ↓

ちまたでは残留農薬が危ないと言われているけど、無農薬野菜ばかり買えるわけではない。

   ↓

家庭で残留農薬が落とせればそれに越したことはない。

 

こんな流れで使うようになり、実際使ってみると、ほうれん草などの葉物野菜からもいっぱい浮かび上がってくるものがあり、せっせと「農薬落とし」をしていました。

 

「こんな悪徳商品に騙されるなんてバカじゃないか」というコメントも来ましたが、水に溶かして農薬を落とすという同類の商品はホタテパウダー等、たくさん販売されており、楽天でも人気商品になっているものもあります。

 

説明は大体同じで「10分ぐらいで農薬やワックスが浮かび上がってくる」「水洗いでは落とせない農薬が落とせる」とあります。何年も販売され続けているので、悪徳商品かどうかは消費者側としては判断が難しいです。(実際に気持ち悪いぐらい色々浮かび上がってくるので)

 

これに関して、浮かび上がってくるのは残留農薬ではないというコメントをいただいたので、関心のある方は元記事を見ていただけると幸いです。

 

 私のブログを読んで「野菜安心」がいいなと思ってくださった方々、申し訳ありません。自分でもいろいろ調べてみるつもりでおります。

 

いろいろ迷走してしまいましたが、 こちらの記事に大変助けられ、大変参考になりました。「ブログの道」は言い得て妙の名文です。手帳に書き写しました。ありがとうございました!

 

schizoid-personality.hatenablog.com

 

先に穴に落ちたので「ここに落とし穴があるよ」と、私も伝えられたらと思い、個人的な体験を書くことにしました。ブログにも道があるんですね。

 

 

ハーブのふりかけ、ヴィーガン仕様

今週のお題「ごはんのお供」

 

前回お題を早とちりしてしまったので、再チェレンジです。ごはんのお供にハーブのふりかけを作ってみました。

 

普段白いご飯をほとんど食べないので、ふりかけの類は特に常備していないのですが、今回はちょっと逆の発想で、飲みにくいハーブをふりかけでおいしく食べられないかなと考えました。

 

その飲みにくいハーブとは

 

ネトルです。

 

シングルのハーブティーで飲むと、渋いような苦いような何とも言えない味。「素朴なハーブらしさ」「草の香り」などと説明されることが多いですが、海苔か?

 

もちろん本物の海苔はおいしくて私も大好きですが、ネトルのハーブティーはちょっと磯っぽいというか、海苔っぽいというか(お好きな方、ごめんなさい!)エルダーフラワーやハイビスカスなどのハーブティーのイメージとは違うんです。

 

でも、体にいいことがいっぱい。浄化のハーブと呼ばれ、血液をきれいにしたり、むくみやうっ血を取り除いてくれるし、膀胱や腎臓に働きかけ、老廃物や尿酸の排出を促すので痛風にもよいとされています。またアトピー花粉症リウマチ虚弱体質などの体質改善にも用いられるハーブです。

 

植物療法で花粉症対策をする方は、12月ごろからネトルのハーブティーを飲み続け、症状が本格的に出始めたらネトルのエキスやサプリを飲むそうです。(私は現在花粉症はないので、この方法はしていません)

 また、似たものが治すという象形薬能論に従って、細かな棘毛が生えているネトルは育毛剤としても使われていたそうですよ。

 

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さてハーブのふりかけですが、大体よく紹介されているのは、このネトルとじゃこ、桜エビ、かつおぶしを混ぜたものが多いです。ヴィーガン仕様で作りたいので、ネトルに何を合わせたらよいか考えてみました。

 

ふりかけだから、ゆかりは外せないな。干したままほったらかしにしておいた赤紫蘇で、まずはゆかりを作ることにしました。

 

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ミルサーにかけて粉にします。このイワタニのミルサーはいつ買ったか覚えてないくらい長く使っていますが、まだまだ健在! 大きいサイズのガラス容器も付いていて、そちらでは一人用のスムージーを作ったり、豆乳マヨネーズを作ったり重宝しています。

 

いろいろ考えて材料を選んでみました。上がメインのハーブネトル大匙1、右回りで次が麻の実大匙1、もう一つハーブがほしいなと思ってマルベリー小匙1黒ゴマ小匙1、できたてのゆかり小匙1、中央のピンクがビオソルト

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ゆかりの塩分があるので、お塩の量は味を見てから後で調節することにしました。

 

そして、ほんのちょっとだけ入れてみた黄色いのが、ニュートリショナルイースト。ヴィーガンの人に不足しがちなビタミンB12がたっぷり含まれているそうなんです。ただし、こちらも味がねぇ、なんとも独特の味なので苦手なんです。サラダにかけて我慢して食べていた時期もあったけど。

 

本当に体が欲していたら、きっとおいしく感じるはず。

 

だから栄養素とか数値とかはあまり気にしません。頭でっかちになった時だけ、こういうものを買ってしまい、結局食べ切れずに賞味期限が過ぎて処分するはめになります。

 

それでも今度こそは食べ切ろうと、ふりかけに入れることにしました。

 

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全部をボウルに入れてよく混ぜます。保存する場合は一度フライパンで炒ったりして水分を飛ばした方がいいですが、今回はお試しで少量作ったので、そのまま混ぜました。

 

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久しぶりの白いご飯。ハーブのふりかけ、意外とおいしかったですよ。もう少しゆかりを入れた方がよかったかな。お茶では飲みにくいネトルですが、ふりかけにすると海苔のようで食べやすいことがわかりました。
  

ネトルの和名は西洋イラクサ。アンデルセン「白鳥の王子」に出てくるあのトゲトゲのイラクサです。魔法で白鳥に変えられてしまった11人のお兄さんたち。その魔法を解くために王女は手を血だらけにしながらイラクサを摘み、糸にして、シャツを作るんですよね。

 

ネトルは優れた薬効を持つため、人や動物に食い尽くされないよう触ると痛い針のような棘を備えているという説もあります。(ネトルの語源は針 Needle)刺毛が敏感な鼻を傷つけるから、ウサギがかじらない数少ない植物だとか。そして花言葉は「残酷さ」

 

ドイツでは「ネトルの中に座る」という表現には、嫌なことやピンチに陥る、という意味があるそうです。

(家庭でできるドイツ自然療法)

 

私はドライの粉末しか知りませんが、どれだけトゲトゲなのか、野生のネトルを見てみたいです。「ネトルの中に座る」状況には決してなりたくないですが。想像しただけで痛そう~。

 


 

おいしくもりもり五穀ご飯

今週のお題「ごはんのお供」

 

今週のお題「おいしくもりもり」だとばかり思っていました。「ごはんのお供」だったんですね。早とちり・・。だって記事を書く欄に「今週のお題~おいしくもりもり」って出てるじゃないですか。

 

「おいしくもりもり」で、すぐ浮かんだのはやっぱりご飯。早とちりに気づかないふりをして、このまま突き進むことにしました。

 

食欲の秋、収穫の秋、食べ物がおいしい季節がいよいよやって来ましたね。秋は特にご飯がおいしいです。五穀豊穣の国に生まれてよかった~。最近は酵素玄米を専用炊飯器で炊いて楽をしていたのですが、久しぶりに平和の圧力鍋を出して五穀ご飯を作ることにしました。

 

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 用意したのは上から左周りに玄米、もちきび、はと麦、高きび、小豆です。玄米だけ1カップで、あとは0.25カップずつ。

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 あれ、よく考えたら四穀しかない。古いマクロビの本を取り出して確認したら、ひえが足りなかった。わざわざひえだけ買いに行くのも何なので、正確には四穀物+小豆ですが、そのへんはアバウトでよしとしましょう。

 

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カムカム鍋に、まず小豆を平らに敷いて、もちきびを載せます。次にはと麦、高きびと順に載せていき、最後に玄米を載せます。玄米は前の晩から水に浸しておきました。

 

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カムカム鍋というのは、昔からマクロビアンの間で玄米ご飯を炊くのに失敗がないと、よく使われてきた鍋です。いろいろサイズがあるのですが、うちのは一番小さい2合タイプです。いきなり圧力鍋に玄米を入れて炊くより、カムカム鍋に入れてから圧力鍋に入れるとお手入れも楽だし、失敗がないです。

 

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カムカム鍋に水2カップ強、塩少々を入れ蓋をします。平和の圧力鍋にそっと入れ、隙間から水4カップ半を鍋に入れ、蓋をして錘を載せて強火にかけます。圧力がかかって錘が回りはじめたら1分ぐらいそのままで、あとは弱火で40分炊きます。火を止め、圧力が自然に抜けるまで、そのまま蒸らします。

 

炊いている間に飾りを準備しておきます。南瓜や人参、蓮根、あれば銀杏などを茹でておきます。紅葉や銀杏の型で抜くと秋らしくちょっとオシャレに。

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蒸らし終わったところです。いい感じに炊き上がりました!

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ここからが難しい。うまくひっくり返せるかな・・側面にそっとナイフを入れ、剥がれやすくしておきます。

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どきどき、わくわくの瞬間。ボツになるか、なんとかいけるか・・。

 

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あらあら、小豆が蓋にくっついてしまった。本当は一番上はすべて小豆でおおわれる感じなのですが。

 

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それでも飾りつけたら小豆の穴も埋まって、なんとか秋の五穀ご飯(正確には四穀だけど💦)が完成しました!

 

サイドからの写真を撮り忘れましたが、下から玄米、高きび、はと麦、きび、小豆と5層になっていてケーキのような楽しさ、まるでご飯のミルフィーユ、と思うのは自分だけですが。

 

もっちもっちで食べ応えあり、おかずは要りません。臼歯があることのありがたさを感じながら、よーく噛んでいただきます。くり抜いた飾りの残り野菜はスープにしました。

 

秋は炊き込みご飯もおいしいですよね。秋はまだ始まったばかり。五穀豊穣、実りの収穫祭はこれからです。

 

 

もしものメンタルブレイクに備えて

 

今週のお題「もしもの備え」

 

大型台風が通り過ぎました。気象庁の呼びかけで、自然災害に対する備えの意識は高まってきたように思います。備えのリストなども提示されているので、家庭でチェックして、足りないものは買っておくなど、それなりの準備もすることができます。

 

では、心の備えはどうしたらいいのでしょう。

 

低気圧が近づくと落ち込む、雨が降ると憂鬱になるなど、気象に関係した症状ならある程度予想はつきますが、もっと激しいメンタルブレイクは突然やってきます。自分に向けられた誰かの一言で、心崩壊の危機に陥ることもあるのです。自分の存在価値を自分で貶めてしまうような負の循環から抜け出せなくなることも。

 

「もしもの備え」は心にも必要なんです。

 

メンタルブレイクが起きた時の対処方法はよく見かけます。大体、好きな物を食べる、体を動かす、よく寝るなどが挙げられています。でも、そんなときによく寝られるでしょうか? 好きな物が目の前にあったら「ドカ食い」してしまい、後でよけいに落ち込んでしまうような気がします。

 

私が考える対処方法は時間と空間の移動です。

 

時間に関しては、今が辛いわけですから「永遠に今が続くわけではない」「時間は流れていく」ということを意識するようにする。

 

空間に関しては、今自分がいる場所を「俯瞰して」見るようにする。世界は広い。もともと粒のような、点のようなちっぽけな存在なんだから、これ以上ちっぽけになることもない。

 

対処方法ではなく、ここでは備えの話ですから、そういう対処方法がとれるような具体的な備えをするということになります。

 

①美しい本を用意しておく

 

世界の果てを旅する本、圧倒的な大自然を撮影した本など、果てしなく広い空間を感じさせてくれる本があれば、自分もこの世界に同時に存在しているという神秘を感じることができます。

 

聖地と言われる場所を旅する本などは、大体歴史的な場所や物が登場するので、長い長い悠久の時間を感じることができます。今自分が存在しているこの瞬間もまた過ぎ去ってしまうもの、留めることはできない。そう考えると悲観している時間がもったいなくなります。

 

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めくるだけ聖地巡礼 POWER BOOK 星の巡礼 カミーノ編

 

 

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幸せが見つかる聖なる言霊 神々の住まう場所から届いた33のメッセージ

 

どちらも何回読んでも感動する宝物のような本です。写真も文章も心に響きます。

 

②意識の旅をする方法を学んでおく

 

感情的にどん底まで落ちてしまうわけですが、そういう感情はどこから来ているのか、なぜやってきて、どこへ行くのか。自分の意識が時間と空間を旅するようなイメージで、何も考えないようにして流れに身をまかせる、普段からそんな瞑想の練習をしておく。そして最終的には静かに「いま・ここ」に戻って来れたらいいのですが。

 

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図解 マインドフルネス ―しなやかな心と脳を育てる―

 

マインドフルネスについては色々な本を読みましたが、個人的にはこの本が最高だと思っています。美しい写真、印象的なイラスト、論理的な説明と豊富な情報で、大変わかりやすいです。

 

③流すことばを用意しておく

 

「手放せ手放せ」「一過性、一過性」「よくある、よくある」「これも経験あれも経験」「落ちたら登るだけ」「只今修行中~」「解放~」等々

 

 「思い悩むのは揺り椅子と同じ」という言葉を読んだことがあります。思い悩むことには結構なエネルギーを使うけど、結局どこへも行きつくことがないという意味です。深刻に考えても揺り椅子からは降りられません。声に出して流すのもひとつの手だと思うので、そんなおまじないのような言葉をいくつか用意しておきます。

 

 

④癒しグッズを用意しておく

 

お気に入りの香りのアロマオイルやスプレー、癒しの周波数528Hzやクリスタルボウルの音楽、ホメオパシーのレメディ、フラワーレメディなどを身近に用意しておきます。

 

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こちらの可愛らしい手刺繍の小物入れは、私が学んでいる「ヒルデガルトファミリエ」で購入した緑の薬箱です。丸い地球、そこで飛ぶ鳥、泳ぐ魚、蝶、木々や花々。真ん中には緑の力を表すVIRIDITASの文字が。私たちの住む世界の調和を描いています。

 

私はこの緑の薬箱をいつも身近において、感情が高ぶりどうしようもない時は、レスキューレメディを舌に直接落としたり、ナリンのオイルを手に落として深呼吸しています。ホメオパシーはアコナイト(恐怖)アーニカ(ショック、高ぶり)イグネシア(激しい感情、悲しみ・怒り)ネイチュミア(深い悲しみ)等を取ります。

 

自分に落ち度があったり、失敗したりした場合は原因が自分にあるので、落ち込んでも立ち直りやすいと思います。むしろ自分に対してなんの責任もない、関係のない人からの一言のほうが突然のメンタルブレイクを起こしやすいと感じます。そしてある日突然、予想もつかず起こるから始末が悪いです。

 

自然災害への備えはもちろんですが、心の備えもしておくのはどうでしょうか。

 

 

六日の菖蒲、十日の菊

昨日は九月九日、重陽の節句でした。

 

中国では奇数を「陽数」と言って縁起の良い数字としてきました。中でも一番大きい陽数である九が重なる九月九日は「重陽」と呼ばれ、大変おめでたい日とされ、菊の花を浸した菊花酒で不老長寿を祝いました。これが奈良時代に日本に伝わり、平安時代には正式な宮中行事になったそうです。

 

三月三日の桃の節句や五月五日の端午の節句と比べて、重陽の節句は今ひとつ馴染みが薄い気がします。雛あられやちまき、柏餅など行事定番の食べ物がはっきりしないし、菊の花もどちらかというと仏事の花のイメージでしょうか。9月は敬老の日や秋分の日もありますからね。

 

重陽の節句を祝おうと食用菊を買いにスーパーへ行ったら、あら、どこにも置いてない。去年はあったような気がするけど。ちょっと焦って他のスーパーへ行ったら、小さい食用菊のパックが一つだけありました。こんなに少しじゃ酢の物ぐらいしか作れないかな・・。都会の生活とはこんなものでしょうか。

 

平安時代には「菊の被綿(きせわた)」といって、菊の花に綿をかぶせ、翌朝に夜露と花の香りがしみ込んだ綿で顔や体を拭いたそうな。なんと優雅な世界~でも宮中の高貴な方たちだけでしょうけどね。

 

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長月のブッダボウル

ほんのちょこっとの食用菊で気分だけ重陽の節句を祝いました。ご飯とコールスローに混ぜただけなので、菊料理とは言えませんが💦

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お茶はキク科のハーブのブレンドで。ジャーマンカモミール、エキナセア、カレンデュラ。

 

植物療法の先生の話では「キク科というのは、あちらの世界との境界線を教えてくれるお花」だそうです。だから仏事で使われるんですね。そして植物療法的にはキク科は癒しのハーブと言われ「傷ついた心・体に太陽を運んでくれると考えられている」そうです。太陽が似合うひまわりもやっぱりキク科でした。納得!
 

九月九日の夜にアップする予定が、もたもたしてたら間に合いませんでした😢

 

えーい、しょうがないと、急遽タイトルを変え、出遅れたのをことわざでカムフラージュしてみました。本当は何事もタイミングが大事だとわかってはいるのですが、完璧にはできません。

 

ところが、ふと疑問がわいてしまったんですよ。もともとこういう節句は本来旧暦ですよね。重陽の節句も旧暦の九月九日に祝うものではないのかと・・。でも他の節句は新暦で定着しているし。

 

二十四節気七十二候では、寒露の三候は

 

初候・・鴻雁来(こうがんきたる)

次候・・菊花開(きくのはなひらく)

末候・・蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)

 

ああ、やっぱり。菊の季節は本来旧暦で考えないといけなかったんですね。菊花開(きくのはなひらく)は10月13日~17日とある。菊の花の旬はこの頃なのか。

 

仏花として一年中菊の花を見るので、いつが旬なのかわからなくなっていました。季節を表す言葉には自然の営みが反映している。当たり前のことなのに忘れていました。

 

そう考えると、一日遅れの「六日の菖蒲、十日の菊」どころじゃない。一ヶ月も勇み足っていうことになりますね。

 

でも今朝の新聞を見ると重陽の節句を祝った記事も出ている。重陽の節句は「後の雛」と言われ、お雛様をこの日に虫干ししたりするそうです。また昨日の新聞には菊料理のコラムもあった。

 

ということは、菊の本来の季節ではないけれど、他の節句と同様に新暦で行うのが定着しているということでしょうか。地域の伝統行事が残っているところでは、菊祭りとして旧暦で祝うところもあるのでしょうけど、そうすると九が重なるおめでたい九月九日という意味合いが薄れてしまう。

 

新暦の中で暮らしながら、季節を感じ、自然の恵みに感謝する旧暦の習慣を大切にするのは意外と難しいと感じました。

 

感想を書かない読書感想文

今週のお題「読書感想文」

 

せっかくのお題だから何か書いてみたいけど、私の読書感想文なんておそらく何の参考にもならないだろうしなぁ。そもそも読書感想文って学校の宿題以外で目にすることってある?

 

Amazonで本を買うときに下手にレビューを読んでしまうと、百人百様でますますわからなくなるし、好意的なレビューを信じて買ってみたら、期待外れということもよくある話。人の読後感想はあくまでもその人の感想なのだ。

 

それでもお題というせっかくの機会なので、本を一冊紹介しようと思う。でも感想はやめておこう。その代わり、なぜこの本を読もうと思ったのか、その理由をまとめてみたい。

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ミヒャエルと一緒に冒険に行く 無限大循環[ミクロ∞マクロ]の次元旅行

☆スピリチュアル系の本なので、苦手な方はスルーしてくださいね。

 

①プロフィールを読んで作者に興味を持った

 

「2017年よりオーストリア北部の森林地帯に引っ越し、野草のエネルギーを感じ取りながら、野草料理を創作し、発信している

 

え、もしかして薬草魔女か⁉

 

野菜料理じゃない、野草料理。しかも野草のエネルギーを感じながらというのだから、きっと植物と会話したりしてるんじゃないかな。そう思っただけでワクワク。俄然作者に興味をもった。

 

薬草魔女に憧れて、日頃そんな本を読み漁っている私だが、現実の薬草魔女にはなかなか出会えないし、自分はまだまだ修行が足りず薬草魔女にはほど遠い。

 

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②経歴が魅力的すぎる

 

「熊野に長期滞在し、土地の縄文の女酋長ニシキトベの姿を復活させるため陶芸製作」

 

ああ、やっぱりスピリチュアルの鍵は縄文なのね、と思った。自然と調和し、宇宙とつながりながら1万年以上も平和な社会を築いたと言われる縄文人。その秘密はどこにあるのか。静かな縄文ブームにのっかるように、私も一時期は縄文にはまっていました。宇宙とつながる近道は縄文ゲートを開くことらしいが・・。

 

 

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③本のサブタイトルに惹かれた

 

「宇宙の中心が心臓の中心だった⁉」

 

これはまさにヒルデガルトの言う、マクロコスモスとミクロコスモスの話ではないか!私たちは小宇宙で、いつもいつも大宇宙とつながっているという話。

 

本のタイトルだけを見ると、ちょっとファンタジー系なのかしらと思ったけど、サブタイトルは核心をついているかも。

 

④体験記だということ

 

「2006年秋に突然目に見えないものの世界が見えるようになり、その世界を陶芸作品や文章で表現する活動を始める」

 

この本はその体験記だという点に惹かれた。小説じゃない、ノンフィクション。人が実際に体験した話はなにより真実味があり、説得力があるものだ。どんな不思議な体験なのか読んでみたくなった。早速注文~。

 

もしかして興味を持たれる方もいらっしゃるかもしれないので、ネタバレはやめておきます。ちょこっとだけ内容を紹介すると、

 

ある日、この本の作者はとても印象的な夢を見る。森のように大きな木の茂った庭に立ち、目の前には2階建ての大きな洋館。そこへ全身白ずくめの服を着た青年が現れて、澄んだ光の中、さわやかに微笑むのだ。作者はそのとき、何故だかなつかしくてたまらないものに再会したような気持ちになる。そして、麻布を貼った表紙のスケッチブックをもらい・・・。

 

全ての始まりはその夢からだったが、現実の世界で次々と不思議な体験をするようになる。その日を境に見えない世界が見えるようになったのだ

 

とても印象的なことばがあった。

 

境があるのかないのか。

つまりはその二つしかない。

境があるならば、

その人にとっては目に見えない世界は存在しない。

 

 簡単に言うと、境界を作っているのは自分自身で、実は目に見えない世界、つまりは宇宙意識は初めからそこに存在しているのに、自分の意識は頭蓋骨の中にあると思っているから何も見えないということ。

 

ゲートを開きさえすれば、「私の意識と宇宙全体とは一つの同じフィールドになる」ということだ。

 

あとがきを読むと、作者は「2006年の秋、私はこの物語に書いたような怒涛の霊的体験をして、これはどうしても書かなければと思ったのです」とあるが、どの出版社でも受け入れられず、実際に出版が叶ったのはなんと13年後の2019年だった。

 

こういう不思議体験は一般的には胡散臭いものと受け取られがちだから、仕方ないのかもしれないけど、ようやく出版が叶ったということは、今は少しだけ時代が進んだとも言えるのか。

 

私のところにも、こんな全身白ずくめの服を着た青年が現れないかなぁ。「怒涛の霊的体験」なるものを是非体験してみたいものだ。

 

雑誌で作者の野草料理「野草のキッシュ」が掲載されていたけど、イラクサの新芽とフキタンポポの花が入っていて、すごく美味しそうでした!

 

 

無花果づくし

子供の頃はイチジクが嫌いでした。家にイチジクの木があって、毎年たくさん実をつけ両親はおいしいおいしいと食べていましたが、どうもあのぬるっとした口当たりとざらざらとした種の食感が苦手でした。子供はみんなそうでしょうか?

 

今は好きですね。何年か前にイチジクの木も植えて、去年は初めて3つ実がなりました(ひとつはポトッと落ちていた😢)が、今年は不作・・。今思うと実家でイチジクがたわわに実っていたのはありがたいことだったんですね。

 

直売所で新鮮なイチジクが安く売っていたので、たくさん買ってきました!

 

そのまま食べる分を残して、あとは料理に。まずはおかず。イチジクと蓮根のサラダを作りました。先にさっとゆでた蓮根とミョウガを梅酢に漬けておきます。きれいな色になったら、お皿に盛りつけてイチジクとミントを飾ります。夏はやっぱり梅酢が元気が出ますね。

 

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次にイチジクの白和えを作りました。いつもの白和え衣にレモン汁を少し混ぜてすっきりした味に。農薬を落としたレモンの皮も刻んで使いました。フルーツの白和えは好きなので季節の果物でよく作ります。柿も美味しいですよ。

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 お次はドリンク。イチジクとレモンのコーディアルを作りました。こちらは前に作ったジンジャーエールの素と同じ材料で、そこにイチジクを加えただけです。

 

まずは野菜安心でレモンの農薬を落としておきます。

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材料はレモン、イチジク、生姜、アガペシロップ、シナモン、カルダモン、クローブ。一日常温で置いて少しぷくぷく泡がたってきたら、冷蔵庫で保存します。炭酸で割ったり、ドレッシングにしたり、イチジクはヨーグルトにのせても美味しいですよ💛

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 そして最後に作ったのが、失敗から偶然生まれたレシピです。以前、お菓子作りの材料カカオマスとイチジクでジャムを作ったんですが、けっこうビターで美味しかったんですよ。そうだ、あれを作ろうと思ったらカカオマスがない!

 

ないとなると、よけいに食べたくなるから不思議です。なんかないかなと思ったら、カカオニブがちょうど賞味期限が過ぎていました💦 もしかしたらそれでいけるかも、ビターなイチジクのカカオジャムができるかも。

 

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熟れたイチジク、カカオニブ、メープルシロップにシナモン、カルダモン、バニラ、ラム酒にバニラビーンズをつけ込んだお手製バニラエキストラクトで煮込みます。

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火にかけたら、イチジクはすぐ柔らかくなってきたのですが、カカオニブがまったく溶けない! テキトーにカカオニブで代用しちゃったけど、カカオマスとは全然違うものなの? 失敗か・・・。味を見たらイマイチだったので、カカオパウダーを足してみました。いつもこんな感じで、行き当たりばったりです・・。

 

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できあがりはこんな感じで、ちょっとあやしい・・。ところが

美味しかったんですよ~❣

溶けきっていないカカオニブがいい感じの食感になっていて、甘くないビターなイチジクカカオジャムになっていました。フルーツだけのジャムでもなくて、甘いチョコクリームでもなくて、ラム酒の効いたビターで大人っぽい味に仕上がっていました。パンにつけたり、疲れた時にちょっとなめたり、ラム酒がいい感じなんです😊

 

イチジクはギリシャ神話や旧約聖書にも登場し、「不老長寿の果物」と呼ばれているそうです。大昔から好まれていたんですね。女性にうれしいポリフェノールや鉄分が豊富に含まれていて栄養価も高い。漢字で書くと

 

無花果・・・花がない果実

 

食べた時の、あの種のようなプチプチが実は花なんだそうです。果実の中に花を咲かせる不思議な果物。こんなに魅力的なのに、子どもの時はなんで苦手だったのかな。アダムとイブが食べた禁断の果実はりんごじゃなくて、イチジクだという説もあるとか。だから陰部をイチジクの葉で隠したとか・・。子供心にイチジクはただの平凡な果物じゃないと感じとっていたのかもしれませんね。

 

トルストイとベジタリアニズム

まったく読んだこともなかったトルストイ。ロシアのすごい文豪として名前だけはもちろん知っていたけど。

 

ひょんなことから、彼が50歳をすぎてヴィーガンになったという話を知り、興味をもって調べていくうちに、その生き方、人間性に惹かれ、気がついたらもっともっと知りたくなっていた。自称にわかトルストイアン・・いや、いくらなんでもそれはおこがましすぎるというもの。本当のトルストイアンたちが辿った運命は過酷なものだったようだ。

  

トルストイアンとは

 

トルストイは貴族に生まれ、作家として大成功し、富や名声を得た。しかし、晩年になって精神的危機に陥り、生き方を模索するなかで、肉食を否定し、禁酒禁煙し、戦争に反対し、自ら得た富やいっさいの名声、過去の作品までも否定するようになった。

 

そんな彼の生き方はトルストイ主義と呼ばれ、世界中に彼の信奉者トルストイアンを生み出したのである。

 

晩年はロシアの片田舎ヤースナヤ・ポリャーナに引っ込み、朝4時に起きて農業をしていたトルストイ。そんな彼のもとに、世界中から彼を聖者と崇めるトルストイアンたちが訪れた。まるで聖地巡礼のように。わざわざ近くに移り住む者までいたというから、彼の思想や生き方がいかに世界中の若者たちに指針を与え、熱情をもって受け入れられたかが想像できる。

 

今から114年前、日本からも徳富蘆花がヤースナヤ・ポリャーナのトルストイを訪れている。徳富蘆花はトルストイに会うためにベジタリアンになったというから、平和主義、博愛主義、無抵抗主義とともに、ベジタリアニズムもトルストイ主義の中核をなす思想だったと思われる。

 

ところが、トルストイアンたちが実際にヤースナヤ・ポリャーナを訪れてみると、トルストイは依然として広大な土地を持つ大金持ちだという現実を目の当たりにし、信奉者の中には、彼を偽善者と呼ぶ人もいたそうだ。

 

そんなことはトルストイ自身が一番よく知っていて、著作権や財産を放棄しようと何度も試みたが、妻や周囲の反対でなかなか叶わず、自分の理想と現実のギャップに苦しんだ。だからこそ徹底した禁欲主義をつらぬき、最後には家出までしてしまうのだ。

 

retoriro.hateblo.jp

 

トルストイとベジタリアニズム

 

面白い逸話がある。妻の留守中に肉の好きな義妹が訪ねてきた。夕食はトルストイが用意することになったが・・。なんと食堂の椅子の脚に一羽のひなが結わえ付けられてバタバタともがいていた。そして義妹の席には大きな肉切り包丁が置かれていた。

 

「きみは生き物を食べるのが好きだそうだから、この鶏を用意したんだ。だがぼくは殺しをやりたくない。この包丁を使って自分で殺してくださらんかね」

 

義妹はすぐに鶏を放し、みなでベジタリアン料理を楽しんだそうだ。

こちらより引用↓ 

ベジタリアンの文化誌―食べること生きること

 

1909年にはモスクワにベジタリアン協会が設立されている。名誉会長にトルストイ。中央食堂、その横には本屋、図書館も併設され、夜には講演会やコンサートが行われた。ベジタリアン協会はトルストイ主義運動の中核的役割を担い、食堂は若きトルストイアンたちの交流の場であった。

 

しかし、暴力を否定するトルストイの考え方は軍隊の否定にもつながり、ロシア国家体制に対する反抗、危険思想とみなされ、トルストイはロシア正教会から破門される。

 

戦争に反対し、兵役を拒否したトルストイアンたちは処罰され、トルストイの死後、ベジタリアン協会の若者たちの逮捕・流刑が始まり、協会も終止符を打つことになる。

 

参考↓ 

愛と微笑みのパッション―西シベリアをめざしたトルストイ主義者たち

 

トルストイは日本の作家たちにも影響を与えた。武者小路実篤しかり、宮沢賢治しかり。

武者小路実篤の「幸福者」の中にはこんな一節が出てくる。

 

「世界が真に平和になるときは、人間は今より殺生に神経質になり、菜食主義が次第に勢力を得るだろう

 

そして「我々が、牛や豚や、羊や鳥を平気で殺して食ったのを不思議に思う」ような、菜食主義が進んだときは「科学的な食物が発明されたときであろう」とある。 

 

これって、もしかして今開発が進んでいる培養肉のこと? だとしたらすごい予見力の持ち主だなぁ。そして「人類が肉食をしない時がきたら、人類の進歩した時だ」と語ったそうだ。

 

進歩した時かどうかは私にはわからないが、禁欲とか厳しい主義主張でなく、肉を控えたり菜食を楽しんだりする人が、世界中で確実に増えているように感じている。

 

参考文献


宮沢賢治の菜食思想

 

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恥ずかしながら、こちらにも今挑戦中ですが・・・返却期日までに果たして読み終えることができるのか。さすが世界の文豪、とにかく長い~!

マクロビコーンスープとおまけのひげ茶

昔はがぶっとかじっただけで、思わず「甘ーい」と声をあげて喜んだトウモロコシ。他の野菜もそうですが、最近はなかなか本来の濃い味のものに出合えません。

 

それでも缶詰じゃない、生のトウモロコシは夏の恵み。十分に味わいたいですね。

 

毎年作るのは芯も一緒に煮込んだコーンスープ。マクロビの本で出合ってから夏の定番になりました。

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ニンニク・ネギを太白ごま油で炒め、香りがたったらそぎ落としたコーンを加えて炒めます。

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芯も入れて、昆布だし汁、ローリエと一緒に煮込みます。大雑把に削いだらまだまだコーンがついていました。もったいない!柔らかくなったら、もっとそぎ落とします。

 

何年も作っているのでいい加減になっていましたが、レシピ本を今一度みたら「芯に残った部分は包丁の峰でゴシゴシと丁寧にこそいで、ミルクのような胚乳までしっかり取り出します」とありました。煮込む前にきちんとそこまでやらないといけなかったんですね。

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こんな感じにできあがりました。味付けは塩・胡椒だけですが、芯も煮込んでいるからか味に深みがあり、気のせいか滋養がありそうな感じ。 

 

お次はコーンのすり流しつゆ。以前雑誌で見たのを記憶をたよりに作ってみました。ゆでたコーンと大豆、みそ、コーンのゆで汁をハンドミキサーでガーっとしたらできあがり。

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単調になりがちな素麺ですが、つけ汁を変えるとちょっと新鮮になりますね。塩で味を調えますが、ラー油や柚子胡椒を入れてもピリッとしておいしいですよ。

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 余ったおひげでひげ茶を作ろうと干してみました。2本分なのでほんの少しだけ。えのき茸はいい色になっていますが、コーンのひげは3日干してもこんな色。

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ところで、とうもろこしのひげを英語で何と言うかご存知ですか?

 

コーンシルク

 

なんだか急におしゃれっぽく、高級感がただよいませんか。

 

「コーンシルク、または絹糸とも言う。尿道の筋肉を強化する。これは粘滑剤で、尿路を覆う粘膜を保護し、落ち着かせるのに役立つ」 

英国発人気ブランド!! PUKKAのハーブティーレシピ ハーブの力で浄化し、育み、元気になる

よくコーンのひげには利尿作用があって、むくみや膀胱結石に効果があると聞きますが、尿道の筋肉強化は初めて聞きました。これって、尿洩れ防止にいいってことでしょうか?ヨガの先生は骨盤底筋群を鍛えると尿洩れ防止になると言いますが。

 

ひげも干しておけばえのき茸ぐらいの色になるのだと勝手に思っていましたが、イメージしていた焦げたような色はフライパンで煎るのだと後でわかりました。

 

天日干しは1日でよいとか、陰干しするとか、情報がいろいろあって焦ります。すでに炎天下に3日もさらしているのに、今更陰干しとか言われてもね💦作り方も水からゆっくり煮出すとか、フライパンで乾煎りしてから急須でお手軽に入れていたり。

 

料理のレシピがいろいろあるように、正しいやり方なんてないんでしょうね。おいしいひげ茶の作り方があったらぜひ教えてください。

 

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とりあえず、フライパンで乾煎りしてみましたが、このぐらいでいいのでしょうか。すぐに焦げるから気をつけるようにとあったので、このぐらいでやめました。

 

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まずは煮出さず、シンプルにお湯を注いでいただくことに。フライパンではくしゅっとしていたおひげがじわぁーと広がっていく様子は見ていて楽しいです。えのき茶と同じですね。

 

香ばしくて、ほんのり甘くて、とてもおいしかったですよ。えのき茸のように一年中あるものじゃないから、ひと夏の楽しみということでした。

 

私はコーンシルク茶よりひげ茶と呼ぶほうが愛嬌があって好きだなぁ。コーンシルクと言うと、なんだか庶民には手の届かない、セレブだけが味わえる特別なお茶みたいに感じます(笑)

ホットヨガで熱中症になって救急車で運ばれた話

今週のお題「暑すぎる」

 

皆さんは熱中症になったことがありますか?

 

私はなったんですよ~。しかも春のいい天気の日、ホットヨガの後に。熱中症の症状等、私の体験が何かの参考になればと思い、書くことにしました。

 

ホットヨガは当時8年続けていて、体調によっては多少具合が悪くなることもありましたが、まさか自分が救急車で運ばれることになるとは、思ってもみませんでした。

 

ホットヨガってとにかく暑いんですよ。スタジオにもよりますが、だいたい室温38度、湿度65%ぐらいの設定で、最初の5分でもう大汗。終わるころには下着までぐっしょりで、シャワーをしてもしばらくは汗が引かずに、顔も真っ赤にほてっているぐらいです。

 

それでも日常生活でこんなに大汗をかく機会はないので、好きな人は好きで熱心に通っています。私も熱中症の注意喚起がされる真夏でも、なんの疑問も持たずにホットヨガをしていました。(今考えると、それはかなりおかしい・・体にはかなりの負担がかかり自律神経が乱れます)

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 その日もホットヨガを終え、ブックカフェでちょっと休んで、ショップをのぞいたり、ブラブラしてから帰りました。ちょっとめまいがする感じがありましたが、特に気にもしませんでした。

 

ところが家に着いたら、なんとなく気持ちが悪い。あれ、変だなとしばらくソファで横になりました。だんだんめまい吐き気がひどくなり、寝た方がいいと水と洗面器を用意して、2階にあがりベッドで横になりました。

 

でもいざ横になると、地球がぐるぐる回って体が浮き上がるような気持ちの悪さがあり、寝ることができません。そうこうするうちに吐き気がひどくなって、3度トイレにかけこみました。

 

横になれないので、ベット脇にしゃがみこんだまま、こりゃ変だ、おかしい、おかしい。どうかなっちゃうんじゃないかと不安でした。

 

それでも、休めばそのうちよくなるだろうと思っていたのですが、だんだん目がチカチカしてきてよく見えません。手の指先がしびれてきて、足もぴくっぴくっと痙攣してきました。

 

こんなの初めてだったので、夫に連絡しましたが仕事中でつながりません。救急車・・という考えがチラッと頭をよぎりましたが、安易に呼んではいけないともう少し様子を見ることにしました。

 

ところが、帰宅して3時間以上たってもよくなるどころか、どんどんひどくなってきたのです。起き上がれないほどの大きなめまいと頭痛。指先のしびれ、足の痙攣。目を開けても真っ暗になり、よく見えなくなってきました。そしてついに過呼吸で、ハッ、ハッ、ハッと息が思うようにできなくなって、、

 

生まれて初めての症状で、ひとりでこのままどうなっちゃうんだろうと思ったら怖くなり、目が見えるうちに、意識があるうちにと救急車を呼びました。「玄関の鍵を開けておいてください」と言われ、とにかく玄関まで行かなくてはと、ケータイを握りしめ、這うように階段を降り、鍵を開けてその場で横になっていました。

 

救急隊の方々がやってきて、いろいろ声掛けしてくれたのですが、とにかく気持ちが悪く過呼吸状態で返事もできません。目玉にペンライトを当てられて

「ああ、こりゃきちゃってるな、きてるきてる」

と言っている声だけはわかりました。何がどうきちゃってるんですか~?とにかく自分では全く体を動かすことができないので、自分がアリぐらいの小さな存在になったような気分でした(アリさん、失礼!)

 

血液検査と脳検査をし、点滴を受けて3~4時間寝ていたら落ち着いてきました。検査の結果「脳には異常はないのでたぶん耳からでしょう、一度耳鼻科で検査を受けてください」と言われました。

 

4月だったから、お医者さんもまさか熱中症だとは思わなかったんでしょう。でも、後日自分で調べれば調べるほど、脳でもない、耳でもない、熱中症の症状と一致していることがわかったんです。今ではあれは間違いなくホットヨガによる熱中症だったと確信しています。

 

その後、鍼灸院で初めて診てもらったんですが、自分で冷え性だとばかり思っていたら「あなたはどちらかというとのぼせ体質」と言われました。ホットヨガは初めから体質に合わなかったんですね。8年も続けてしまって、もうやめなさいというサインだったのかもしれません。

 

後で知ったのですが、そのスタジオでは他にもホットヨガの後に倒れて救急車で運ばれた人が何人かいたそうです。ネットでも「ホットヨガで熱中症」を検索すると、たくさん事例が出てきました。一概にホットヨガを否定することはできませんが、やはり体質に合わない人もいるということですね。

 

テレビのニュースなどで「軽症なのに安易に救急車を呼ぶ人がいて」という話を聞くたびに、私のことかい、と恥ずかしくなります(笑)。でも、軽症かどうかは診察の後でわかることで、苦しんでいるその時はわからないんですよ。これ、本当です。

 

この経験で感じたのは、別に卑下するとか悲観するとかじゃないけど、自分の存在ってすごくちっぽけなんだなということです。偉そうに一人で何でもやってるつもりでも、具合が悪くなったら起き上がることすらできない。まわりの人たちに助けられながら、支えられながら生きてるんだなということをつくづく感じました。救急隊の方々、優しくて頼り甲斐があったなぁ~。

 

熱中症はちょっと変だなと思ってから、一気にひどくなります。そして意識を失うこともあるそうです。とにかく暑すぎる夏。みなさんも十分にご注意ください。