ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

二十四節気

源氏物語で紫の上も食べた亥の子餅

学生時代に学んだ源氏物語。来年の大河ドラマ「光る君へ」が紫式部の人生を描くということで、予習も兼ねてまた源氏物語にチャレンジしている。若い時は「古文を読む」ことに苦労したけど、今はむしろ平安時代の暮らしに興味があるので、現代語訳の助けも借…

嘉祥の日に老舗の和菓子を味わう

6月16日は「嘉祥の日」と呼ばれ、厄除け・健康招福を願って和菓子を食べる日だ。この日に和菓子を食べる習慣は、平安時代に始まり江戸時代まで続いたが、明治になって廃れてしまった。それを全国和菓子協会が1979年に「和菓子の日」として蘇らせたそうだ。 …

お事汁と小豆の煮汁で無病息災を願う

2月8日は「事八日」(ことようか)で、無病息災を祈って「お事汁」(おことじる)を食べる日だ。 日本の伝統行事に関する本によると、「事(こと)」という文字には祭りごとを表す意味があり、事八日は昔から事を始めたり、納めたりする節目の日とされてきた…

七草粥と七草爪のまねごと

1月7日は人日の節句で七草粥を食べる日だ。実は私の誕生日でもあるので、子供の頃は「誕生日なのにお粥~⁉」と文句ばかり言っていた。 歳を重ねてからは七草粥の美味しさが体に沁み渡るようになり、毎年恒例の行事になっている。今年は食べるだけでなく、七…

鰻の蒲焼に見えるかな~

土用の丑の日、昨年は蓮根でウナギもどきを作ってご紹介しました。 あれから早1年~少しは料理もブログも進化発展しているのか、、はわかりませんが、お陰様で楽しく続けられています。感謝感謝。 retoriro.hateblo.jp さて、今年も作りますよ~鰻の蒲焼もど…

断食中の節分はベジ海苔巻きで

今週のお題「鬼」 ヒルデガルトの1ヶ月のファスティングワークも半ばを超え、終わりが見えてきました。思ったよりもきつくなく、少しずつ少食に体が慣れてきたようです。 いつもは3日間水分のみの断食をやるのですが、いつの間にか元の食習慣に戻ってしまう…

土用の丑の日にウナギもどきを食べる

今年もやって来ました。土用の丑の日。ここ数年は鰻の価格の高騰が話題になっていましたが、今年は豊漁でお安いそうですね。お好きな方も多いのではないでしょうか。 私は子供の頃から、この鰻が苦手。甘辛いタレのにおいがすると、ああ美味しそうだなと思う…

夏越の祓(なごしのはらえ)に水無月を食べて邪気祓いを

気がつけば今年ももう半分終わったんですね。今年の前半は期せずして誰にとっても記憶に残る日々になってしまいました。世界中の人々と経験を共有できるなんて、ある意味すごいことですが。 6月30日は一年の折り返し地点。この日全国各地の神社では夏越の祓…

梅子黄  うめのみきばむ 今年の梅しごとは?

梅子黄(うめのみきばむ)七十二候 第二十七候 蒸し暑くなってきました。一連の梅しごとの季節です。 考えてみたら、なぜ梅だけ「梅しごと」と言うのでしょう。「らっきょうしごと」「小豆しごと」なんて言葉は聞かないですよね。 一説によると、料理研究家…

1月7日に強迫観念的に食べる七草粥とは

毎年1月7日に七草粥を食べるためにそわそわしたり、スーパーを駆け回ったりしてしまう。一年間の無病息災を願って、いにしえに心を馳せながら七草粥を食べるのが自分なりの浄化の儀式になっている。