ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

日々の想い

日常の中で気づいたこと、考えたこと、発見したこと、想い出したことなどを書いています

神戸一人旅、ヴィーガンカフェでまさかの大ピンチ

昨年9月、ひょんなことから偶然立ち寄った神戸布引ハーブ園。すごく気に入って、新緑の季節に必ずまた来ようと強く思った。そして今回実現した神戸一人旅。1日目は広大な敷地のハーブ園でゆっくり過ごし、2日目は北野異人館を巡る1泊2日の旅だ。 布引ハーブ…

海沿いに建つ絶景神社を巡って

ニューヨーク・タイムズ紙が発表した「2024年に行くべき52ヵ所」に、日本からは唯一「山口市」が選ばれたそうだ。行ってみたいけど、記事で「非の打ちどころがない」と絶賛された「国宝瑠璃光寺五重塔」は今改修中で、塔全体がシートで覆われているとのこと…

宮沢賢治の童話「氷河鼠の毛皮」

私が子供の頃に抱いていたお金持ちのイメージは「毛皮のコートを着た人」だった。だが時代は変わった。アルマーニを皮切りに、グッチなどの高級ブランドが次々と毛皮の使用廃止を宣言し、世界の潮流は「NO Fur」へ、毛皮はもはや時代遅れとなったのだ。 今か…

ビーガン検定ができたらしいけど

世の中にはいろんな検定があるけれど、なんとヴィーガンの検定試験が始まったらしい。料理に関することかと思いきや、ヴィーガンをビジネスに活かしたい人のための資格のようだ。びっくり。 「Vegan検定は、地球環境、健康、飢餓、食糧問題、動物福祉の観点…

長崎被爆クスノキを訪ねて

長崎原爆の日を前に、山王神社の一本柱鳥居と被爆クスノキを訪ねた。 ここ数年、大樹の生命力やその癒しの力に関心を持ち、大樹を訪ね歩く「大樹巡礼の旅」を続けている。きっかけは広島原爆の地で蘇ったイチョウの木の話を読んだことだった。 75年間は草木…

日本のモネの庭を訪れて

高知一人旅~その③「モネの庭」 牧野植物園を訪れた翌日はフリー。桂浜など、高知観光の有名どころを巡るのもいいけれど、せっかくだから思い切って遠出することにした。 高知駅から、JRと土佐くろしお鉄道、バスを乗り継いで2時間もかかる所にある、北川村…

牧野植物園つづき

高知一人旅~その②「牧野植物園」 retoriro.hateblo.jp 最初のうちは写真を撮るのに夢中だった。せっかく来たのだから、しっかり見て、旅の記録に残そうと張り切っていた。 でも、途中から「今・ここにいる」ことをもっと感じて、味わおうと思うようになった…

念願の牧野植物園へ

高知一人旅~その①「牧野植物園」 「日本の植物学の父」と言われる牧野富太郎博士。美しく細密な植物画に魅せられて、いつか高知にある牧野植物園に行ってみたいなと思っていた。でも、思っているだけではなかなか実現しないもの。 それが、来年の朝ドラが牧…

一枚のフラワーカードに心が動いて

バッチフラワーのオラクルカードが新しく発売されたので買ってみた。今までのバッチフラワーカードはお花そのものの写真だったが、このカードはちょっと趣向が違うようだ。 ちょっとメルヘンチックなイラストのカードは、最初から花の持つメッセージを意識し…

すみれ第2弾、私のすみれノオト

寒い冬の庭にちっちゃなすみれの花を見つけて、すみれの魔法にかかった話を書きました。すみれには薬草としての長い歴史と、偉人たちを虜にした不思議な魅力があるようです。 retoriro.hateblo.jp 薬草としての歴史はおいておいて、すみれの魅力はなんといっ…

あったか~い贈り物を回す

今週のお題「あったか~い」 クロネコヤマトさんから荷物配達のお知らせがありました。依頼主は扶桑社様で、商品名は「雑誌〇〇読者プレゼント」 わーい、何か当たった当たった!と喜んだものの、一体何に応募したのか全く記憶がありません。キッチングッズ…

「安心のタネ」を育てるワーク、やってみました

最近よく聞くことばに「自分の機嫌は自分でとる」があります。思うようにいかない日々にイライラしたり、情けない自分に落ち込んだり。そんな自分を整える術は知っているつもりでした。 草花に触れる、ハーブティーをいれる、ヨガをする、、 ところが、美容…

岩の窪みに本殿がある不思議な神社を訪ねて

福岡県東峰村にある岩屋の奇岩群。古くから神々が降臨する神聖なものとして、人々の信仰の対象となってきました。そんな奇岩の窪みに作られた国重要文化財の本殿を一目拝もうと、岩屋神社へ行って来ました。 鳥居をくぐってしばらく行くと苔むした長い石段が…

グランマ・モーゼスの素敵な100年人生に学ぶ

アメリカの国民的画家、グランマ・モーゼス(モーゼスおばあさん)の展覧会が大阪を皮切りに開催されています。日本での開催は16年ぶりだそうです。 大阪→名古屋→静岡→東京→広島と来年春まで順に開催されるようですが、今のこの状況下で旅行を兼ねて観に行け…

韓国食品スーパー、イエスマートに行って来ました

韓国食品専門スーパー、イエスマートをご存知ですか?東京、大阪を始め、北は札幌から南は沖縄まで日本各地にできているようです。 私は韓国のお寺料理や野草茶に関心があって、韓国旅行に行った時はドングリの粉など珍しい物を買い込んで来るんです。今は全…

バーナード・リーチと湯町窯のエッグベイカー

日用品で長年大切にしているものは何かと聞かれれば、湯町窯のエッグベイカーがすぐ浮かびます。 こちらはもう20年も前に、デパートの民芸品売り場で一目惚れして購入しました。エッグベイカーという名前が付いていて、一人用の目玉焼きを直火で作れるという…

6月の贅沢、紫陽花を満喫しました

6月と言えば紫陽花。美しい花は数々あるけれど、こんなに涼し気な色を艶やかに咲かせる花も珍しい。 近所の神社で紫陽花園が開園になったので、さっそく行って来ました。平日の朝いちばんで行ったのですが、みんな考えることは一緒ですね。地下鉄の駅から同…

もしかして今「祈り」が来ているのかも

祈り。国や民族、宗教によって祈りのスタイルは違っても、祈る行為そのものは太古からずっと続いている、人類に共通する神聖な行為ではないでしょうか。 私は初詣の時に「家族が健康でありますように」と決まり文句で祈る程度で、これまで祈りとは全く縁のな…

ブロガー名刺のバトン

はてなブログを始めてまもなく1年半になります。右も左もわからずスタートし、冷や汗たらたらで今日まで来ましたが、たくさんの方にご訪問いただき、ただ感謝するばかりです。いつも本当にありがとうございます。 そんな私ですが、この度ブロガー名刺を作り…

ワクチンを打たないからって責めないでほしいな

長年ヴィーガンというマイノリティーで生きてきて、社会生活的にはけっこう生きづらさを感じていたけど、最近はまた別のことで肩身が狭い。 ワクチンは最初から打つつもりはなかった。特に情報収集したわけでもなく、今回のワクチンが今までのワクチンと違う…

新月の断捨離と所有欲

天文系は苦手ですが、長年ヨガをしているうちに自然と身に付いたのが月のリズムで暮らすこと。市販のヨガ手帳にも必ず月の満ち欠けの絵が描いてあります。 ・満月の日にはヨガをお休みする(休息日) ・満月と新月の日にはプチ断食をする 他にも「満月に向か…

冬の中の春、ミモザの癒し

2月と言えば、まだ冬。三寒四温で春のような日差しの日もあれば、急に冷え込んで冬に逆戻りの日もあり。やっぱり春の訪れを実感するには春分を待たないといけないようです。 そんな寒い2月の終わりに、他県のハーブ園でミモザ祭りがあると聞いて、片道2時間…

たぶん種を蒔いておくだけでいい

今日は昔のお話です。1996年の夏。私は病院のベッドにいました。慢性的に病んでいた股関節が悪化し、痛みで一歩も歩けなくなり、骨盤を切って股関節に被せるという手術を受けたのです。 2ヶ月間の入院生活はやっぱり大変でした。最後の方は車椅子になったけ…

脳はひとりぼっち、私もひとりぼっち

いきなり淋しいタイトルをつけてしまいました(笑)「一人」は一人、二人と単なる数を表現しますが(ひらがなで書くとちょっとニュアンス違うけど)「ぼっち」をつけると急に淋しい感じがしますね。 前から、体の中で脳だけが異質だなと感じていたんです。 …

まあるい形とまわり道

年が明けて少しゆっくりし、これから自分はどんなふうに在りたいのかなと、想いを巡らせました。以前だったら「今年は何を達成するか」を考えたと思います。いわゆる今年の目標てきな。 なんとなく浮かんだのがまあるい形 漠然としているけれど、直線より曲…

手仕事でマインドフルネス

大掃除の前にはやっぱり断捨離。まずは整理してからですよね。ところがこういう時に限って、普段忘れていたものが出てきてしまうんです。 こちらはブックカバーを作るキット。もう何年前になるのかな、デザインが気に入って買ってはみたものの、パッチワーク…

ドキュメンタリー映画「Cowspiracy・サスティナビリティの秘密」を観ました

前から気になっていたドキュメンタリー映画「Cowspiracy・サスティナビリティの秘密」をやっと見ました。 「この映画を観てもうヴィーガンになるしかないと思った」 「ヴィーガンをバカにしていたけど、認識が変わった」 こんなコメントを目にしていたから、…

ああ、幻のローズオットー

今週のお題「自分にご褒美」 お題に沿って、皆さんがご自身にいろいろなご褒美をあげている記事を読んで、私も何か、、そんな気分になりました。 中途半端に欲しいものじゃなくて 後で後悔するものじゃなくて いずれ断捨離されるものじゃなくて いろいろ考え…

あらためて祈りの力を考えてみた

薬草学の母、中世最大の賢女と言われる聖ヒルデガルト・フォン・ビンゲン。 「祈りの人だった」と言われます。 そんなの当たり前じゃない、修道女なんだから。初めはそう思いました。でも「じゃあ、何をそんなに祈っていたのか」と、ふと疑問に思いました。 …

木蓮のように

庭の木蓮を植木屋さんに剪定してもらいました。この20年の間に大きく育ち、すっかり我が家のシンボルツリーになった白木蓮。春には可憐な花と甘い香りで楽しませてくれます。でも葉っぱがふさふさなので、風が吹けば落ち葉がご近所さんの方まで飛んで行き、…