今週のお題「自由研究」
お題にちなんで、何かやってみようかなということで、植物性のマヨネーズを色々作ってみました。
植物性のマヨネーズというと、大体作り方にはパターンがあります。
①植物性素材+②オイル+③酢+④追加素材
①植物性素材・・・豆腐、豆乳、豆類、ナッツ類、アボカド等
②オイル・・・ヘンプシードオイル、亜麻仁オイル、グレープシードオイル、菜種油、ごま油等
③酢・・・リンゴ酢、ワインビネガー等
④追加素材・・・マスタード、塩麹、甘酒、酒粕、練りごま、レモン汁、ハーブソルト、こしょう等の味を整えるもの
④の追加素材は、凝ろうと思えば色々加えることができるのですが、今日のところはシンプルに作ります。
アボカドマヨネーズ
① アボカド 50g ②ヘンプシードオイル 50㏄ ③リンゴ酢 50㏄
ハンドミキサーでガーっと混ぜます。
アボカドの持ち味を生かしたクリーミーなマヨネーズができました。お好みで塩・こしょう・レモン汁を加えてもOK。
ひよこ豆マヨネーズ
①蒸したひよこ豆 100g ②ヘンプシードオイル 50㏄ ③リンゴ酢 50㏄
こちらもハンドミキサーでガーっとするだけ。最初ひよこ豆を50gで作ったら、クリーミーなドレッシングのようになったので、急遽100gに増やしたらマヨネーズっぽくなりました。お好みで塩・こしょう・マスタード等を追加。
和風マヨネーズ(梅干し入り)
①木綿豆腐 150g(水切り)②ごま油 小さじ1 ③白梅酢 大さじ1.5 ④練りごま 大さじ1.5 梅干し 1個(種を取る)
こちらもハンドミキサーでガーっとします。ごま油の香りがして、和風マヨネーズ感あり。
ところが、白梅酢+梅干しで塩分強めになってしまった~。梅干しを作った時の白梅酢が余っていたのでつい使ってみたのですが、梅干しを入れるなら普通のお酢のほうがマイルドでよかった💦
カシューマヨネーズ
①生カシューナッツ 1カップ(4時間水に浸ける)②グレープシードオイル 50㏄ ③リンゴ酢 30㏄ ④レモン汁 20㏄
ハンドミキサーでガーっとしますが、本当はミキサーのほうが簡単によく混ざります。ナッツなのでハンドミキサーだと、ちょっと混ざりにくい。その場合アーモンドミルクなどの植物性ミルクを少量加えると混ざりやすくなります。
でも、多少粒々感があるほうが好みです! こちらもハーブソルトやマスタード等を加えてもOK。
日持ちする豆乳マヨネーズ
①豆乳 200cc ②菜種油 200cc ③リンゴ酢 100cc ④甘酒 大さじ 1 片栗粉 大さじ 1
全てを鍋に入れてハンドミキサーでガーっと混ぜます。
火にかけて、とろっとするまでよく混ぜます。
こちらのマヨネーズは豆乳とオイルが同量なので、ちょっとオイルが多いのが難点。オイルを減らすには豆乳を豆腐に変えたり、片栗粉の分量を増やせばよいのですが、粉っぽくなるのも嫌だし。
ただ一度火を通しているので、日持ちする点が気に入っています。消毒した器に入れれば冷蔵庫で3ヶ月ぐらいはOKなので、パセリやオニオン、ニンニクすりおろしを混ぜてタルタルソースにしたり、ケチャップと混ぜてオーロラソースにするとかアレンジ利きます。
植物性のいろいろなマヨネーズが出来上がりました!
ほとんどがハンドミキサーでガーっとするだけなので、超簡単! その時々の気分で①②③の材料を変えるだけです。ちょっと凝りたい時は④の追加素材として、酒粕や甘酒、白みそ、オニオンパウダー等を加えるとオリジナル感が増して楽しいです。
実は市販の植物性マヨネーズって、高くて買う気がしないんですよ。(普通サイズで800円ぐらいする~あり得ない!!!)
個人的にはカシューマヨネーズが好きなんです。でも最近世界中でローフードの流行やヴィーガンブームが起こって、アボカドやカシューナッツの消費量が半端ないようです。植物性のミルクやチーズなどの加工品にも、牛乳の代わりにカシューナッツが使われるからなんですね。
東南アジアの生産工場の現場では労働力の搾取など、大変な問題が起きているようです。
大豆ミートの大豆もそうですが、ヴィーガン文化が新たな問題の種になっては大変です。美味しいものは食べたいけれど、あんまり極端な消費に走らないように肝に銘じなくてはと思っています。
マヨネーズばっかりこんなに作ってしまってどうしましょう。にわかマヨラーになって、白ご飯にかけてみようかな(笑)美味しいマヨネーズの食べ方がありましたら、ぜひ教えてくださいね。