ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

2023-01-01から1年間の記事一覧

土筆と桜で春色ドーナツ

春の訪れにわくわく、そわそわ心躍るこの時季の定番は、桜の花びらを使ったスウィーツだ。思い立ったらすぐに作れるように、桜の花の塩漬けをたくさん買って常備してある。庭に八重桜があればなぁ、自分でせっせと作るんだけど。 今年はどんな桜ケーキを作ろ…

皆と同じ物を、残さず食べなきゃと、とらわれていた日々

お題 私がとらわれていた「しなきゃ」 幼い頃から、なぜか動物性食品が苦手でした。お肉は絶対無理で、お魚は生臭く苦手、卵はよく焼けば何とか食べられたけど、牛乳は飲む度にお腹が痛くなり、、。 そんなですから、母親からはいつも怒られていました。 「…

麻炭パウダーで灰色のヨーグルトができた

麻炭パウダーを入れてご飯を炊くと、なぜかふっくらと美味しく炊ける。塩と混ぜて歯磨きすれば、口の中がすっきりして気持ちがよい。食べすぎてお腹が重い時は、お水に混ぜて飲むとデトックスになる。 こんなふうに日常のいろんな場面で大活躍の麻炭パウダー…

牛さがし、再び

折に触れ、何度も立ち戻りたくなる十牛図のお話。たった10枚の絵の中に、どれだけ人生の指針、この世の真理が込められているのだろう。 元々は宋の時代に作られた「禅の入門書」のようなもので、10枚の絵を通して悟りに至る道筋が描かれている。禅の修行僧が…

お事汁と小豆の煮汁で無病息災を願う

2月8日は「事八日」(ことようか)で、無病息災を祈って「お事汁」(おことじる)を食べる日だ。 日本の伝統行事に関する本によると、「事(こと)」という文字には祭りごとを表す意味があり、事八日は昔から事を始めたり、納めたりする節目の日とされてきた…

春菊の生米パン

お米から作る生米パン。初めてその存在を知った時は驚いた。小麦粉に、炊いたご飯を大胆に混ぜて作る「ごパン」はよく作っていたけど、生のお米をそのまま使うとは。 考案したのはヴィーガン料理家のリト史織さんで、今ではパンだけでなく生米スウィーツもた…

大樹巡礼の旅を振り返る

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」 ここ2年ほど、大樹巡礼の旅を続けている。旅のタイトルはちょっと大袈裟だけど、大樹の持つ神秘性・生命力の強さに惹かれ、崇める気持ちでこう呼んでいる。 今まで訪れた大樹を振り返り、2023年に行きたい…

定期便で学ぶ、自然に寄り添うハーブティーのブレンド

聖ヒルデガルトの時代はハーブティーを楽しむ習慣はなかったという。当時は水が汚かったので、ハーブはもっぱらワインに入れてぐつぐつ煮出していたそうだ。そう考えると、お茶の時間をゆっくり楽しめるのは幸せなことだ。 自然療法を学び始めた頃は、ハーブ…

七草粥と七草爪のまねごと

1月7日は人日の節句で七草粥を食べる日だ。実は私の誕生日でもあるので、子供の頃は「誕生日なのにお粥~⁉」と文句ばかり言っていた。 歳を重ねてからは七草粥の美味しさが体に沁み渡るようになり、毎年恒例の行事になっている。今年は食べるだけでなく、七…