ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

時にはゆる~く甘~く

なんとなく調子が出ない。気分が乗らない。何をやっても心ここにあらず。そんな日はありませんか?

 

そんなときは気分にまかせてとことん落ち込んでしまうのも一つの手だけれど、私はとにかく何も考えず、手を動かすことにしています。

 

今日はヴィンテージのクッキー型を取り出してきて、ヴィーガンクッキーを焼いてみました💛

 

 

若い時は欧米のキッチンに憧れていました。大きくてお洒落なガスオーブン、頑丈なステンレス鍋、見たこともないキッチンツールや色鮮やかなミトン等。ノルディックウェアのケーキ型やブラウンバッグのクッキーモールドは、本当に夢があって素敵でした。こんな型を使ってお菓子を作るなんて、なんて豊かな日常生活なんだろうと。

 

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一目惚れして買ったヴィンテージデッドストックのクッキー型

こちらはアメリカの Longaberger 社のクッキーモールドです。眺めているだけで愛が伝わってくるような優しい雰囲気に一目惚れして、思わず購入してしまいました。こんなクッキー型は日本にはやっぱりないですよね。型にも箱にも Love の文字が❣

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こんな素敵な箱に入っていました

 

☆ 材料

A・・・米粉(40g)・アーモンド粉(40g)・そば粉(20g)
B・・・菜種油(40g)・メープルシロップ(20g)
C・・・カルダモンパウダー・ジンジャーパウダー・バニラ

 

全て混ぜて型に押しながら入れ、180度で20分焼きました。家で食べるものなので、無理なくレシピもアバウトで・・💛

 

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真ん中がちょっと剥げたけど、まあまあの出来栄え

 

私が子供の時、母親が仕事で忙しかったため、ケーキやクッキーを家で焼いてくれる友達のお母さんがすごくうらやましかったです。なので大人になったら絶対「お菓子を作るお母さん」になろうと心に決めていました。

ところが、実際に働きながら子育てをしてみると毎日が時間との闘いで、なかなか憧れていた「お菓子を作るお母さん」にはなれませんでした。そのジレンマのせいか、お菓子の本や道具ばかりが増えて、いつか作ろうと眺めてばかり。今頃になって出番が来るとは、、、断捨離しないでよかったぁ。

 

焼いている間にいい匂いがしてきて、沈んでいた気分も少しだけ癒された感じです。お菓子作りはこの焼いている時間、待っている時間がゆっくりと流れるので好きです。想いは子育てをしている頃にタイムスリップし、もっとあれもこれもできたのではないかと苦い後悔もありますが、それも含めて過ぎてしまった愛おしい時間をクッキーと一緒にしばし楽しみたいと思います。