ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

栗の甘酒でほっこりお汁粉

この季節にだけ作る甘酒。それは栗の甘酒だ。さつま芋で作る甘酒とおんなじぐらいほっこりして大好き。栗ジャムのようにパンにつけたり、温めた植物ミルクに入れたり。

 

今回はちょっと思いついて、栗の甘酒を使って黄色いお汁粉を作ってみることにした。白玉団子も久しぶりにこねたら、なんだか楽しい。

 

まずは栗の甘酒から仕込む。私の甘酒はとてもシンプル。

素材 200g
米麹 200g
水  200㎖

 

素材によって分量が変わると面倒なので、200という数字で統一している。テキトーなんだけど、玄米や小豆、さつま芋など、素材が変わっても美味しくできているから大丈夫みたい。

 

茹でた栗と米麹とお水を用意する。栗の皮むきはけっこう大変。休み休みやりながら、気がついたらつまんじゃってる。やっぱり茹でたてのそのままが一番おいしいな。

栗は少しつぶして、米麹とよく混ぜる。水を加えたら60℃で8時間、ヨーグルティアをセットするだけ。このヨーグルティア、たぶん10年以上使ってるけど甘酒に、豆乳ヨーグルトにと本当によく働いてくれる。途中でガラス容器に買い替えたのがよかった。

できあがりはこんな感じ。栗たっぷりの栗ご飯?

ハンドミキサーでなめらかにしたら完成だ。

うわぁ、おいしい~、味見が止まらない。砂糖がまったく入っていないのに、栗本来の甘さと麹の力でこんなに甘くなるなんて。発酵の不思議だ。

 

久しぶりに白玉団子をこねてみた。いつも思うのは、どの本にも決まって「耳たぶぐらいの硬さ」って書いてあるけど、普段意識してないからそんなのわからないでしょう?

作ってる途中で耳たぶを触って確かめたら、耳に粉が付いて大変なことになると思うんだけど、、。「白玉=耳たぶ」は常識で、誰も触らないのか。

 

半分は抹茶を混ぜてみた。湯上りはつるんとして可愛い。

牛乳に代わる植物性ミルクは昔は豆乳しかなかったけど、最近はナッツミルクやオーツミルクなど選択肢が増えてうれしい。一時ライスミルクというのも売ってたんだけど、見かけなくなった。ちょっとお米の研ぎ汁っぽかったしね。

 

今回はオーツミルクに栗の甘酒を混ぜて栗のお汁粉を作ってみた。茹でた栗と白玉団子を入れて、トッピングは黒豆と干しナツメ、シナモンもかけてみた。

いつもの小豆のお汁粉も大好きだけど、それはもっと寒い冬の楽しみに取っておいて、今が旬の栗を存分に味わいたい。

 

黄色くて、お汁粉と呼んでいいものかどうかわからないけど、ほっこり幸せな秋のひととき。

 

 

retoriro.hateblo.jp

 

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