ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

鰻の蒲焼に見えるかな~

土用の丑の日、昨年は蓮根でウナギもどきを作ってご紹介しました。

 

あれから早1年~少しは料理もブログも進化発展しているのか、、はわかりませんが、お陰様で楽しく続けられています。感謝感謝。

 

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さて、今年も作りますよ~鰻の蒲焼もどき丼。昨年と全く同じではつまらないので、今年は蓮根に、山芋生おからを加えてヴァージョンアップを図ります。

 

まずはいつものように蓮根をすりおろします。このすりおろし蓮根は蓮根ハンバーグやコロッケなど重宝します。おろし汁はそのまま飲んで咳止めに、火にかけるととろっとして葛プリンのような和のデザートができます。

 

ボウルに材料を入れてよく混ぜたら、切った海苔に載せていきます。昨年の蓮根+小麦粉だけより、おからや山芋が加わったのでまとまりやすく、載せるのも楽です。片栗粉を入れたからかな。竹串で模様を描いて。

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 フライパンで焼いていきます。まずは海苔の面を下にして焼きます。土台がしっかりしてきたら、ひっくり返して焦げ目がつくまでこんがりと焼きます。

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1個だけくっついて剥がれてしまいました💦 醤油・味醂・だし汁に蓮根の絞り汁を加え煮詰めたタレをかけていただきます。

 

どうでしょうか~ちょっとは鰻の雰囲気出てるかな。山椒はミントで代用。

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ウナギがお好きな方からしたら有り得ないかもしれませんが、蓮根ウナギももちもちして意外と美味しいんですよ(#^^#)

 

ウナギは子供の頃から苦手だったので、よく親から怒られていました。漂ってくるタレの匂いは大好きなのですが、いざ食べてみると味も食感もどうも苦手で、タレのしみ込んだご飯だけ食べてウナギは残す始末、、。

 

「せっかくのご馳走を残して」

「土用の丑の日に食べる意味があるのに」

 

土用の丑の日に鰻を食べる。ウナギは夏バテするこの頃にスタミナ補給で食べる滋養強壮食の定番かと思いきや、この習慣は平賀源内がしかけたという話が有名。

 

江戸時代、夏に鰻が売れなくて困っていると鰻屋に相談された平賀源内。彼が考えたアイディアが次の話を広めること。

 

「土用の丑の日に鰻を食べると夏バテしない」

 

この話が広まり、鰻屋さんが「本日土用の丑の日」という張り紙を貼ったら商売が大繁盛したというのです。そこから鰻が夏の滋養強壮食として定着し今に至ったということです。

 

江戸時代のお話ですから真偽のほどはわかりませんが、江戸時代の習慣が今まで続いているなら、それは素敵なこと。皆さんがウナギを食べて元気になるのを実感しているからこそでしょう。

 

ウナギの他にも、土用の丑の日には「う」の付く食べ物を食べるといいと言いますね。栄養補給にはウナギ、暑気あたり予防には、暑気あたりと解毒には梅干し、暑くて食欲がなければうどん

 

天ぷらうどんも美味しいけれど、うどんにウリ科のきゅうりと梅干しだけをのせたさっぱりうどんもお腹に優しくていいかもしれません。物足りな~いという人は、そこにウィンナー、ウニ、うずらの卵など「う」の付く食べ物をトッピングしたら楽しいかも(笑)

 

土用の丑の日、本物の鰻に舌鼓を打つ人も、私のようにウナギもどきを楽しむ人も、みんな元気になって暑さを乗り切れたらいいなと思います。

 

 

私の大好きな蓮根の話はこちらに書きました↓

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