すっかり春になりましたね~
世の中は大変ですが、季節は変わらず巡ってきてくれます。感謝感謝。
近所の直売所に行って、春の恵みをたくさん仕入れて来ました💛
取り合えず保存食を、と思って和のピクルスを作ってみました。
ピクルス液はいつもハーブをたくさん入れるのですが、今回は後でこの筍と蕗を使って春の素材のベジ寿司を作ろうと思っているので、ごくごくシンプルに酢・水・砂糖・塩だけで作りました。筍の方には後から、ローリエ・粒こしょう・鷹の爪を入れ、蕗の方には桜の塩漬け(塩抜きしてから)を入れました。一晩ぐらいで蕗の色がほんのり桜色になってきれいです~。
春野菜はほろ苦かったり、えぐみがあるものが多くて本当に不思議ですよね。この苦みが私たちの身体から、冬の間にため込んだいらないものを解毒・排出してくれる作用があるのですから。春の山菜もしかり。まさに自然の恵み、天からの贈り物ですね。
蕗は平安時代から栽培されていたそうですよ。そんな長い付き合いなんですね❣
ふきのとうも苦みがあって美味しいですよね~旬ならではの春の味。蕾(ふきのとう)がまず地上に出てきて、時間差で後から地下茎でつながっている葉(蕗)が出てくるそうです。
ところで、蕗って砂糖煮とかお菓子にも使いますよね。あれって日本にアンジェリカがないから代用で蕗を使うんですね。昔お菓子の本をながめていた時、蕗を甘く似たレシピが紹介されていて驚いたのを覚えています。アンジェリカの方が緑の色が濃いけど形はよく似ていて不思議。
アンジェリカはヨーロッパでは悪魔を退ける神聖なハーブで「天使のハーブ」と呼ばれているそうです。女性の生理痛を緩和したり、痙攣を鎮めたりする効果があって「女性のための朝鮮人参」とも言われるそうです。よく伝統的なクッキーやマフィンの上に緑の彩を添えるのにちょこっと載っていますよね。
☆蕗の花言葉・・・いろいろありましたよ!
・愛嬌(これはふきのとうの小さな蕾にちなんで)
・正義がなされるでしょう
・困った時にそばにいて
・私を正しく認めてください
花言葉ってどうやってできるんでしょうね。普通は愛とか友情とかが多くないですか?蕗の花言葉は意味深すぎて笑ってしまいました。蕗の料理を食卓に出して、花言葉が通じるようなダンナさんなら素敵でしょうけど(通じても怖いけど)、そんな人いませんよね。とにかく解毒効果の春野菜をたくさん食べて、元気になりましょう~🌸