ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

頭痛が1週間続き、植物療法でジタバタした話

久しぶりに頭痛が出ました。夜から左後頭部がズキズキしだし、夜も眠れないほどの痛みに発展。

 

1年に1回ぐらいは季節の変わり目に頭痛が出るのですが、2~3日で自然に治るので、今回も「出たか、しばしの我慢だな」ぐらいの認識でした。

 

タイミング悪く、翌日からは3日間のズーム講座。1日4時間、休憩10分と結構ハードです。初日は患部に小さな保冷剤を当てながら、なんとかこなしたのですが、翌日には痛みもだんだん無くなり、今回もこれで通り過ぎたと思っていました。

 

ところが、今度は右後頭部が痛み出したのです。また、夜も眠れないくらいのズキズキで、さすがに心配になって深夜スマホでいろいろ検索しました。

 

頭痛以外に手足の痺れ、ろれつが回らない、熱などの症状がある時は危険なのですぐ病院へ、それ以外の偏頭痛はストレス、睡眠不足、パソコン、天気などが原因で自然に治まるという見解が多かったです。

 

ただコロナの初期症状にも頭痛があり、ちょっと不安になりましたが、ウィルスが体に入ったら発熱やだるさなど全身症状が少なからずあるだろうと思い、他の症状はないので大丈夫だろうと思いました。

 

それでもズキズキと続く痛みでろくに眠れず、翌日も痛くて情けないくらい何もできず、否応なしに「いま・ここ」に留まらざるを得ません。(スマイルごまさんの頭痛の記事に偉そうにコメントしたのを思い出して赤面(>_<)

 lovegoma.hatenablog.com

 

せっかく植物療法を勉強しているのだから、こんなときこそ自分を実験台にいろいろ試してみようと、本を引っ張り出してきて「頭痛」の対処法を徹底的に調べました。まあ、即効性は期待できないけど、痛みの緩和には効果があるかも。

 

参考にしたのは、こちらの本 ↓

 

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自然ぐすり - 植物や食べものの手当てでからだとこころの不調をととのえる - (正しく暮らすシリーズ)

心と体にもっとやさしく深く効く! 自然のお守り薬 〜薬だけに頼らず、植物の力で不調を治す! 〜

 

私が初めて植物療法を勉強しようと思ったのは、植物療法士森田敦子先生を知ったからです。その後あれよあれよと本をたくさん出版され、フィトセラピーのスクールも作られ、植物療法の分野ですっかり有名になられました。

 

<頭痛の対処法>

①ラベンダーオイルのホットタオルで湿布

ラベンダーは交感神経の興奮を鎮める酢酸リナリルを含み、ストレスや肩こりからくる頭痛にぴったりだとのこと。

 

熱めのお湯に1、2滴精油を垂らしてホットタオルを作りました。最初は目に当て、次に首に当てたらすごく気持ちがよくて、不安や疲れが緩和されました(依然ズキズキあり)

 

②メリッサとネトルのハーブティー

痛みを和らげたり、痛みから来るストレスを緩和する作用をもち、つらい頭痛を鎮めるメリッサ。三半規管の弱さからくる頭痛に効き、植物性の抗ヒスタミン薬というネトル

 

さっそくブレンドしてハーブティーをゆっくり飲みました。体があたたまり、リラックス効果は抜群!(気のせいかズキズキが少し緩和したような)

 

③ホホバオイル+ペパーミントオイルで頭皮マッサージ

ペパーミントの主成分であるℓーメントールが筋肉の緊張をほぐし、頭痛を緩和するとある。

 

ホホバオイル10㎖にペパーミントの精油を2滴垂らして、マッサージオイルを作り、頭皮とこめかみをマッサージしました。ズキズキする右後頭部は触ると痛いので優しく。香りでスーッとして気分はすっきり。(頭全体の血の流れがよくなったような)

 

④生命組織塩7番のマグ・フォス

ホメオパシー版の痛み止めと言われるマグ・フォス(Mag-phos. リン酸マグネシウム)

神経痛や頭痛に、痛みで眠れない時に、パソコン使用後に現れる頭痛や首筋の痛みに効果ありとのこと。

 

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水筒に水を入れ、マグフォスを1錠落とし、よく振ってちびちび飲みました。今ヒルデガルトの自然療法を習っている森先生が「振ることで波動を変え、飲む度に細胞にサインを送る」とおっしゃっていたのを思い出し、一気飲みはやめてちびちびと。

 

学んでいるのはこちら ↓

ヒルデガルトファミリエ ・ドイツ自然療法の知恵・EU植物・ドイツホームステイ

 

⑤レスキューレメディを手首に

バッチ博士が考案したフラワーレメディ。なかでもレスキューレメディと呼ばれるエッセンスは緊急用。気が動転したり、ストレスを受けたりした時のメンタル安定用。

 

なぜ頭痛が続くのか、原因は何? もしかして悪い病気かも、等の落ち着かない気持ちを鎮めるために、手首にレスキューレメディを落とし、こめかみもマッサージしました。

 

まだズキズキはするものの、何となく緩和した感じがあって、その日はぐっすり寝ました。やったー!植物療法が効いた~✨ と思ったのも束の間、日中はちょっとズキッとするぐらいだったのですが、夜からまたひどくなりました。

 

植物療法効かないじゃない~ちょっと気持ちが揺らいで・・

 

正直即効性はないとわかってはいたものの、快復に向かっていると信じていたのに、またこんなに痛くなるなんて、すっかり弱気になってしまいました。

 

ちなみにヒルデガルト療法を見ると、偏頭痛には「西洋梨入りハチミツを飲む」(西洋梨をお湯で軟らかく煮て、ピューレにし、はちみつやハーブを入れて作る)、外用は「リンゴの蕾油を塗る」(蕾にオリーブ油を注ぎ、ガラス容器に入れて温かい場所で1週間寝かせてから、蕾を絞って濾す)だって。

 

今頭が痛くてたまらないのに、そんな悠長なことできません。

 

痛くなったり、少し良くなったり、また痛くなったり・・。眠れなかったり、ぐっすり寝たり、また眠れなかったりをくり返しながら、1週間でやっとなんとか落ち着いてきました。

 

偏頭痛はストレスやパソコン時の姿勢、低気圧など原因がいろいろあるようなので、出るべくして出るんでしょうね。今回は1週間も続いて正直キツかったけど、漠然と勉強していた植物療法の「頭痛項目」が体験を通して(笑)しっかり身に付いたので、次は早め早めの対処ができそうです。

 

それにしても、人間痛みには弱いですね。痛いだけで不安にもなるし、「薬を飲んだ方がいいのか」「病院へ行ったほうがいいか」等、判断も迫られるし。それでも時間の経過とともに少しずつ自然治癒していくとは、本当にありがたいことです。感謝感謝。