12月1日からヒルデガルトのアドベントレッスンに取り組んでいます。毎日先生からその日のテーマに関する解説と温かい励ましのメールが届きます。それに沿って家で勉強したり実習したり。クリスマスまでの間、ヒルデガルトの食養生や植物療法について学んでいきます。
私にとって一番の難関課題は「シュトーレンを作る」 こと。
シュトーレンは大昔に食べた覚えがありますが、粉砂糖がいっぱいかかっていて、正直苦手だったんですよね。とにかく甘すぎて、、。
だからいくらヴィーガンレシピでも、今まで作る気になれなくて一度も作ったことがありません。なんとなく不安で腰が重い~。でもせっかくの学びの機会、作ってみましょう!
教材に入っていたのは、左からミックスナッツとフルーツ、アーモンド粉、シュトーレンスパイス(シナモン、カルダモン、ナツメグ、クローブ等)です。
普通のシュトーレンは小麦粉を使うと思いますが、ヒルデガルトシュトーレンはヒルデガルトが推奨していたスペルト小麦の粉を使います。
スペルト小麦の粉、アーモンド粉、BP、そして栗パウダー。栗パウダーを入れるのがおもしろい!ヒルデガルトは「あらゆる体の虚弱を取り除く」と栗を推奨していました。
ボウルにふるい入れます。
教材のスパイスも入れて混ぜます。いい香り~💛
アーモンドミルク、甘酒、ローカカオバター、メープルを入れて混ぜたところに、ラム酒に漬けておいたドライフルーツとナッツ類を入れます。ドライフルーツ入れ過ぎたかも。生地が見えなくなったけど、大丈夫かな・・。
平たく成型。シュトーレンってどんな形だったか思い出せません💦もっと細身だったような気もするけど。少し真ん中を高くしたほうがいいのか、、。
オーブンで30分ぐらい焼きます🎵
こちらが今ヒルデガルトの自然療法を習っている森ウェンツェル明華先生の本です。オールヴィーガンレシピで、どれも本当に美味しそう!シュトーレンもこの本を参考にしました。
ドイツ薬草療法の知恵 聖ヒルデガルトのヒーリングレシピ (veggy Books)
こんな感じに焼き上がりましたよ~💛
シュトーレンというより、まるで玄米パン⁉
熱いうちに甘酒をかけて、ローズ・ラベンダー・ココナッツなどをトッピングしました。
シュトーレンは粉砂糖をかけて仕上げるものだと思いますが、先生も「粉砂糖はお好みで」とおっしゃっていたので、かけないことにしました。
製菓学校だったら「なんですか、粉砂糖もかけずに。これはシュトーレンじゃありません!」とお叱りを受けて落第するかも(笑)
卵・バター・生クリームなどを全く使っていないヴィーガンシュトーレン。素朴な味で本当に玄米パンのようでしたが、スパイスが効いていて美味しかったですよ。
自分的にはなんとか課題クリアで、ほっとしています。学びは結果よりとにかく実践することに意義がある、、。
リコリスのお茶で休憩です。
課題⑭はリコリスですが、女性の体にいいラズベリーリーフをブレンド。
甘い!砂糖も入れてないのにこんなに甘いお茶になるとは。リコリスの和名は甘草。読んで字のごとくですね。
自然の甘さで、ほっと一息入れることができました。リコリスは気道の詰まりや喉の痛み、咳などを緩和してくれるということ。ふむふむ、なるほど。お茶を飲むだけの課題なら楽しく取り組みながら、頭にも入りそうです。
学んでいるのはこちら ↓
ヒルデガルトファミリエ ・ドイツ自然療法の知恵・EU植物・ドイツホームステイ