ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

ハーブでアレンジ、そば粉の酒粕パンと丸ごとパプリカ

久々に創作料理にチャレンジ。いつもは家にあるものでテキトーに作りながら、アバウトな味付けでそれなりによしとしているけど、チャレンジする心は忘れたくないもの。何事もトライ&エラーから始まる。

 

酒粕がイーストのような働きをするという「酒粕発酵のパン」の記事を読んだら、俄然興味が出てワクワクが止まらなくなり、さっそく真似して作ってみることにしました。

 

ところが、レシピのライ麦粉がない!酒粕もレシピでは板状のタイプ?うちにはしっとりタイプしかない。

 

初めて作るものは「レシピに忠実に」が鉄則だけど、今作りたいという気持ちが先行して、勝手にそば粉に変更。酒粕の形状も違うので、レシピ通りに作ったら水っぽい柔らか生地になってしまい、大慌て。今回もボツになるか、、。

 

取り合えず、そば粉を増量し、急に思いついて庭のハーブを刻んで入れてしまいました。ここまでレシピを逸脱してしまったら、出来上がりがどうなるか予想ができません(汗)

 

レシピではライ麦粉と酒粕と塩だけで、それはそれは素朴感あふれる美味しそうなパンに仕上がっていたのですが。

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生地に刻んだハーブをよく混ぜ込んで、オイルを塗った型に入れて、蒸し器で1時間ほど蒸しました。酒粕とハーブのいい香りがします。

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こんな感じに蒸し上がりました!ひび割れをハーブでごまかそうと飾ってみました(笑)

見た目はイマイチですが、味は意外と悪くない!実に素朴な懐かしい味で、香りもよく、噛めば噛むほど味が出る健康パンのような感じでした。

 

ひび割れの原因はやっぱりオイルを入れなかったからでしょうか。酒粕パン、初めてなのでまだまだこれから改善の余地あり。パン作りが得意な方はきっと酒粕にもこだわるんだろうな。奥が深そうです。

 

もう一品は大きな韓国産パプリカを使って。いつもはマリネにすることが多いパプリカですが、残り野菜とハーブを入れて丸ごと焼いてみました。

 

パプリカは中の種を取り除いて、下茹でします。キャベツ、タマネギ、セロリなどの残り野菜と酒粕パンで余ったハーブも入れて一緒に炒めます。味付けはハーブソルトとワインビネガー少々で。

 

トッピングにも庭のハーブを飾りました。ヴィーガンチーズのようなものがあれば、もっとオシャレっぽくなったのかな。

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切り取ったパプリカのヘタの部分で蓋をして、オーブンで20分ぐらい焼きました。 パプリカも中身の野菜も火が通っているので時間は短めでOK。

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仕上げに「カレーの恩返し」というスパイスを振ってみたら、スパイシーでいい香り。カルダモン、クミン、コリアンダー、ターメリック、ピンクペッパー、クローブ、ローレル、フェンネル、レモングラス等々、たくさんのハーブとスパイスが入っているようです。

 


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一応ナイフとフォークを並べて写真を撮りましたが、 正直食べにくい、、。手で取ってがぶっといきました。パプリカがそこそこ硬さを保っていたので、食べ応えがあって美味しかったです。

 

こういう詰め物料理は、ヴィーガンの人は野菜を、そうじゃない人はお肉やツナなどを詰めればいいから、みんなで楽しめそうですね。今度は玄米でも詰めてみようかな。それこそ切れずに食べにくそう。一口サイズのピーマンならいけるかもと、またワクワクしてきました。