来年1月15日から30日間の断食プログラムが始まります。今受講中のヒルデガルトの冬レッスンの中の一つで、ファスティングを通して「体・心・魂の浄化」を学びます。
単なるダイエットの断食ではなくて、心に溜まっているネガティブな感情や過去のトラウマを手放したり、見えない世界を感じる直感力を高める瞑想などを意識して行います。掃除や断捨離に加えて、ネガティブなことを言わない、寄付をする、スマホを控える(デジタルファスティング)など。面白い考え方ですね。
でもやっぱり断食は食からじゃないですか。好き勝手に食べていて、心の浄化とかありえないし、お腹いっぱいで瞑想なんてすぐに眠くなりそう。
なので、今から少しずつ体を慣らしていこうと考えました。
3日間のジュースクレンズ(野菜ジュースや甘酒、ナッツミルクなどの液体だけで過ごす)は過去何回もやっているけれど、さすがに30日間は未知の世界。
もちろん不食に挑戦するわけじゃなくて、意識して少食にし、できればまんなかにピークをもってくるというもの。まだ詳しくはわからないけど、途中経過をシェアしながら進めるようです。
取り合えず、今週は1食をお粥にする「お粥週間」と決めて、いろいろなお粥にトライしてみることにしました。気をつけるのは大量に作らないこと!お代わりしたら断食の準備にならないので(笑)
☆リンゴ粥
先日作ったアップルリングを入れました。
干しリンゴのお粥はほんのり甘くて、お腹をやさしく温めてくれました。
☆小豆粥
1月15日の小正月に食べる小豆粥ですが、私は小豆が大好きなので普段からよく食べますよ。腎臓に形が似ていることから、古くから腎と言えば小豆。
小豆は利尿作用を促進し、むくみを取ってくれるので、デトックスにはぴったりですね。
美味しかったです。先に小豆だけ煮たのですが、茹でこぼさずに煮汁も小豆茶としてしっかり飲みましたよ。
☆はと麦ときびのお粥
はと麦もきびも大好きな雑穀です。と言うか、ヴィーガン食が大好きなので、どれもこれも本当に美味しくて苦手な食材はないんです。
ヴィーガンと言うと、「食べられないものが多くて大変ですね」と勘違いされてこちらがびっくりすることがあります。何か禁欲的なイメージがあるのかもしれませんが、私の場合は若い時からずっとヴィーガンなので、我慢しているという感覚は全くなくて食べたいものを食べています(食事の場面での人付き合いは大変なこともありますが)
はと麦を先に茹でておきます。たくさん茹でて冷凍しておけば、スープやサラダに使えて便利ですよ。このお粥は柔らかいもちきびと、歯応えのあるはと麦の組み合わせなので、食感も楽しめます。
☆ザクロ粥
こちらはウー・ウェンさんの「北京のやさしいおかゆ」を参考にして作りました。
まずはザクロの種(実と言うのでしょうか?)だけを取り出します。とにかく汁が飛ぶので、服を始め、そこいら中汚しました(泣)
最初にザクロ汁を作ります。ザクロの種に水を加えて色が出るまで煮たら漉します。
お米にザクロ汁を加えてお粥を作ります。
酸味のあるさっぱりしたお粥ができました。美容によさそうです。
ザクロ汁も美味しかったです。もちろん水を加えずに絞った生のザクロジュースとは違いますが、温かいフルーツスープのような感じで、お腹に染みました❣
以前、ハーブ王子こと山下智道さんの「野草粥」講座に参加したことがあるのですが、その日の朝に山下さんが裏山で採って来た野草をそのままザクザク入れて作りました。野草の苦みもあって本当に美味しかったです。
一般的に七草粥などの青菜粥はアクを抜くために、一度青菜を塩でさっと湯がくじゃないですか。ハーブ王子は「アクも含めて全てその野草の命。丸ごといただきましょう」とおっしゃったので、すごく共感しました。
連日のお粥はお腹を内側から優しく温めてくれて、胃腸も休まり癒されました~。お粥週間とか言って4日間しかやってないって?そうなんです。空腹で一旦中断。来週あたりハーブ粥でまた再開するつもりではいるのですが、クリスマスもあるし、どうなることやら、、。
学んでいるのはこちら ↓
ヒルデガルトファミリエ ・ドイツ自然療法の知恵・EU植物・ドイツホームステイ