ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

こんな時、私はエキナセア❣

夕方のニュースを見ていたら、インド政府がコロナウイルス対策に、インドの伝統的な治療法、アーユルヴェーダが解決策になり得ると見解を示したことを取り上げ、頭皮にハーブオイルを刷り込む頭皮マッサージなどを紹介していた。

 

私は、さすがインド政府!やるなぁ、やっぱりヨガの国だ~と感心したのだが、コメンテーターが即、「こういう時に非科学的なことを推奨するのは、やめてほしい。もっと科学的な情報を出すべき時なのに」とばっさり。

 

何をおっしゃいますか、アーユルヴェーダ医学は5,000年の歴史があるというのに。インドだけじゃなく、19世紀初頭までは植物療法が医学の中心だったのですよ。そもそも1827年頃に抗炎症作用や鎮痛作用があるハーブ、セイヨウシロヤナギからサリシンという成分が分離されたのをきっかけに、医学の中心が植物療法から医薬品を使う近代医学に移ったのです。(そう習いました(#^^#))

 

人は自分が信じないものを即座に否定するんだなと、反省も込めて感じた。

 

「牛乳は栄養の塊」「タンパク質は上質な肉から」
ヴィーガンの私からしたら、真っ向から即否定したい内容だけど、逆の立場だったら

 

ヴィーガン?草だけ食べて生きられるか、何が楽しいの?」という話だろう。(実際に言われました😢)

 

だから人のことはいい。情報過多のこんな時だからこそ、自分の信じることを淡々とすればいい。

 

私がドイツ薬草学の母と言われる " ヒルデガルト・フォン・ビンゲン " について学んでいるのはこちらの先生。

昨年東京で行われたセミナーではエキナセアとセージのチンキを実習で作りました。先生がドイツから無農薬のエキナセアとセージをわざわざ持ってきてくださって感激。

 

エキナセアは元々北米の先住民が最も大切にした万能ハーブで「インディアンのハーブ」と言われていたが、第二次世界大戦後にドイツでエキナセアの科学的研究が進み、今では免疫系全般に作用する免疫促進剤として、 「病気への抵抗力を高める究極のハーブ」として定着した。                  「自然は緑の薬箱」より

 

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私の元気の素


私はその日の体調によって、ハーブティーブレンドして飲んでいるが、最近日中は「インフルエンザの特効薬」「天然の抗生物質」と言われるエルダーフラワーのお茶を多めに作って、うがいにも利用している。夜はお白湯にエキナセアチンキを数滴たらして寝る前に必ず飲むことにしている。

 

retoriro.hateblo.jp

 

植物療法は信じない人からみたら、非科学的な民間療法で効果を期待しすぎるのは危険だと感じるかもしれない。確かに即効性はないのだろう。それに自分の利益のために効果を期待するというのとはちょっと違う。私は人間は植物のもとに生かしてもらっていると考えているので、こんな時は少しだけ植物の力を分けてもらえたらと思っているのだ。