久々にコーヒーを飲んだらとても美味しくて、またぼちぼち飲み始めています。1ヶ月間のファスティング期間中はコーヒーを断っていたのですが、一度やめてしまうと特に渇望することもなく意外と平気で、結局2ヶ月間ぐらい玄米珈琲ばかり飲んでいました。
いきなり本物のコーヒーは刺激が強いかなと、最初の一杯は恐る恐る。うーん、やっぱり美味しい!ぼやっとした頭がすっきりします。
以前にミントコーヒーをご紹介しましたが、その後すっかりハーブコーヒーにはまり、ローズマリーコーヒーやレモンバームコーヒーなど、いろいろ試しています。元々ミルクなどを入れないブラック派でしたので(豆乳ラテもイマイチで、、)ハーブをプラスすると味が引き締まって、すごく美味しく感じるんです。
ドリップ中もコーヒーとミントの香りに包まれて、幸せ気分。このマッチングは何度飲んでも飽きません。
ミントコーヒーで集中力が上がるなら、ローズマリーだってイケるかもと思ったのが始まりでした。
ローズマリーは「若返りのハーブ」「脳の働きを活性化し、集中力を高める」と言われますが、なんと薬草学の母、ヒルデガルトも次のように記しているそうです。
それは意識を鮮明にし、記憶力を強くし、肉体に活力を与えて若返らせる(「ドイツ婦人のハーブ学」より)
そしてよく知られているのがローズマリーで作る「ハンガリアン・ウォーター」
ローズマリーが若返りのハーブと言われるのは、14世紀にハンガリーの王妃がローズマリーを主成分とした化粧水を使用して若さと美しさを保っていたら、70歳にして50歳も年下のポーランドの国王にプロポーズされたという逸話が残っていることから。
ハンガリアン・ウォーターはまだ試したことはありませんが、果たして若返りの効果がどれほどあるのか興味津々。
予想通り、ローズマリーコーヒーもかなりイケました。最初はこうやってゆっくりドリップしながら、香りを楽しんでいましたが、今はお手軽にコーヒーメーカーでもやってます。ハーブのブレンドもいろいろ試して。
ところで、イギリスの大学で面白い実験結果が発表されたそうです。「かぐわしき植物たちの秘密」という本によると、144人の健康な人に記憶テストをしたそうです。
「ローズマリーの香りを嗅ぐ人」「ラベンダーの香りを嗅ぐ人」「何の香りもかがない人」 の3つのグループに分けて、記憶テストの前に5分間、テスト中もそれぞれ嗅いでもらったところ、ラベンダーと無臭グループより、ローズマリーグループで、記憶力・集中力が高まるという結果が出たそうです。
逸話も面白くて大好きですが、このようなエビデンスも大変興味深いです。
勉強のお供にローズマリーコーヒー、というのも、あながち間違いじゃないかもしれませんね。
玄米珈琲に合うハーブってあるのかなと、ふと思いました。やっぱり和ハーブ?すぐに思い浮かんだのがヨモギですが、うーんやっぱりヨモギはそのままお茶で飲みたいかも。むしろスパイス系を入れて、チャイのような玄米珈琲はどうかな。
いろいろ試したくなりました。ハーブコーヒー、まだまだ続きます。