ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

もしかして今「祈り」が来ているのかも

祈り。国や民族、宗教によって祈りのスタイルは違っても、祈る行為そのものは太古からずっと続いている、人類に共通する神聖な行為ではないでしょうか。

 

私は初詣の時に「家族が健康でありますように」と決まり文句で祈る程度で、これまで祈りとは全く縁のない生活をしていました。

 

ところが、どういうわけか最近「祈り」によく出合うんです。

 

もしかして今、祈りがキーワードなのか。祈りの意味が変わりつつあるのか。

 

最初の出会いは白鳥哲監督のドキュメンタリー映画「祈り~サムシンググレートとの対話」でした。この映画は筑波大学名誉教授で遺伝子学者である村上和雄氏を追ったドキュメンタリー映画で、数々の賞も受賞しています。(村上氏は2021年4月13日にお亡くなりになり、この映画の追悼配信がありました。ご冥福をお祈りします。)

 

映画では村上氏を始め、たくさんの科学者が登場し、祈りに関する科学的な研究が次々と紹介されていきます。そして目には見えない祈りの力、意識の集合体が人に、世界に、地球に与える驚くべき影響を証明していきます。

  

retoriro.hateblo.jp

 

祈りの記事を書いた後、しばらく忘れていたら朝日新聞でまた「祈り」に出合ったのです。

 

作家の高殿円氏が手術直前に看護師から「祈ってもいいですか」と言われた話です。手術室に移動した後も、医師と別の看護師が同じように祈ってくれたそうです。

 

病院で祈り?ちょっと驚きますよね。でも誰かに祈ってもらう経験なんてそうそうありませんから、気恥ずかしいけど悪い気はしないはずです。誰かが自分のことを思ってくれるなんて、ありがたいことじゃないですか。

 

先ほどの映画では、治療目的の祈りの実験・研究の話も出てきます。アメリカの国立ヘルスケアリサーチ社の調査では、医療現場でアメリカの医師の43%が実際に「祈り」を使っているそうです。アメリカの話だと思っていたので、高殿さんの話を読んだときは驚きました。

 

祈られた高殿さんは驚きつつも、麻酔で意識が遠のいていく中、「この人たちが良い気分で家に帰れるように、無事に戻ってきたいな」と思ったそうです。

 

そして、新型コロナウィルスで医療現場が逼迫しているというニュースに「祈られるべきは看護師や医師たちで、今度は私が祈る番だ」と、ある行動を起こします。たくさんの共感が寄せられたことで「祈りには力があるんだ」と実感できたそうです。

 

(有料記事なので、ほんの1部分しか読めません)

www.asahi.com

 

日常で普通に「祈る」こと。自分のためじゃなくて誰かのために。そんな人が増えてきているのかもしれません。

 

そして不思議なことに、また「祈り」に出合ったのです。

 

読者登録をさせていただいているケイタさん(id:bkeita)の記事で紹介されていた本「時間と空間を操る『量子力学的』習慣術」(村松大輔)を読んだら、なんとそこにも「祈り」が出てきたのです。

 

 量子力学をちょっとは理解したいと、入門的な本は色々トライしましたがチンプンカンプン。こちらは入門の手前、超入門といった感じでわかりやすく「もしかしてちょっとわかったかも」という嬉しい勘違い(笑)に浸ることができました。ケイタさん、素敵な本をご紹介くださり、ありがとうございました!

www.fukuikeita21.com

この本で著者の村松大輔氏は「祈りや感謝は、空間の振動数を高める最高の方法」と述べ、祈りの効果を量子力学的にまとめています。

①部屋の振動数が高まる

②あなたの肉体振動が高まる

③周りの人の振動数も高まる

そして天(ゼロポイントフィールド)と繋がるために、「祈り」を生活の中に取り入れることをすすめています。祈るとは「意・宣る」(い・のる)で、自らの意識を宣言すること、つまり「意識を言葉に乗せて外に飛ばすこと」だと言っています。

 

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こちらは私の大好きなアート作家長谷川洋子さんの作品なのですが、数ある作品の中でなぜかピンときて購入していたんですよね。タイトルは偶然にも「祈り」、やっぱり何かご縁があったようです。

 

以前の記事でもご紹介しましたが、再登場です。漠然と部屋に飾っていたこの作品を今回トイレに行く途中の壁に移しました。行きと帰り2回(1日に何回?)目に留まるので、その度に「祈りを忘れるな」と自分に言い聞かせています。もっとも祈る中身のほうが、ずっと大切なのですが。

 


世界は祈りでひとつになる


時間と空間を操る「量子力学的」習慣術

 

retoriro.hateblo.jp