果物のベリー類。とにかく姿形が愛らしくてたまりません。私のベリー好きは昔からで、以前はハンドルネームも恥ずかしながら「ベリーちゃん」にしていました💦
主なベリーの種類は
赤系・・ストロベリー、クランベリー、ラズベリー、チェリー、レッドカラント
紫黒系・・ブルーベリー、ブラックベリー、マルベリー、ブラックカラント
以前イギリスに住んでいた時は、野生のブラックベリーやラズベリーが道端にどこにでも生えていたので、よく散歩しながらつまんでいました。なんという贅沢!と感じたのですが、地元の人はそんなの当たり前すぎるのか、誰も目にも留めないし、もちろんつまんだりしませんよ~。
帰国後、たらふく食べたベリーが恋しくて恋しくて。まだコストコもなかったので、日本ではデパートに輸入果物としてほんの小さなパッケージで売られているくらい。我慢できず、庭にチェリー、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリーを植えてしまいました。
それから20年ぐらい経ちましたが、年によって豊作だったり、まったくダメだったり。今年はどうやらよさそうな予感。たくさん実をつけてくれました💛
まだまだ青いかと収穫しないでいたら、大雨暴風でかなり地面に落ちていて大ショック。
そして大敵は葉っぱに隠れているこの虫。この虫を触ってしまうと瞬間ナイフで切られたような鋭い痛みが走ります。とにかくたくさんいるんですよ~。薬は使いたくないし、夫婦とも園芸は素人でどうしたらよいものか。
そして、ブラックベリーにも大敵がいるんです。それはカメムシ!
ブラックベリーは十分に熟さないうちに採ると、すっぱくて食べられません。でも柔らかく熟した実には必ずカメムシが張り付いていて、チュウチュウと甘い汁を吸っているんです。
綺麗な形のまま、はちきれんばかりだったのが、カメムシに吸われて何ともいびつな形になってしまったり。悔しいけど、これも共存共存。甘くて美味しい果汁を吸いたい気持ち、よくわかります。
本日の収穫はこれだけ。時間差で熟してくるので、毎日少しずつです。
ジャムを作るほどではないので、ロースウィーツを作ってみました。名付けて「ベリー&ベリーボウル」です。
ブルーベリー50g、アーモンドミルク150㎖、バナナ1本、濃縮甘酒大さじ1をミキサーにかけます。
ボウルに移したら、チアシード大さじ1とサイリウムパウダー小さじ1/2を加えて、冷蔵庫で冷やします。チアシードがふやけて全体にぷるぷるしてきたら、果物をトッピングして出来上がり。苦みのあるカカオニブがアクセントになっています。
ロースウィーツなので、小麦粉やオイル無しの低カロリー。カフェオレボウルにたっぷり食べても罪悪感なしです(笑)
レシピはこちらのヴィーガンサイトに投稿しています。最近すごくにぎわっていて、美味しそうなヴィーガンレシピが満載です。ヴィーガンの人が確実に増えて来ているのを感じます。
ところで、このサイリウム。アメリカで便秘によい、ダイエットによいと大流行し、日本でも最近話題になっているようですね。実は昔からある和ハーブのオオバコなんですが。
オオバコは尿道炎や膀胱炎など泌尿器系感染症を始め、気管支炎や咳にもよいとされる薬草です。
ヨーロッパでも昔からポピュラーで、アレクサンダー大王は、オオバコのジュースとローズオイルを混ぜたものをこめかみに塗って頭痛を治したり、足につけて関節炎の痛みを和らげたりしたと伝えられているそうです。(「日本のハーブ事典」より)
聖ヒルデガルトも「沈んだ心に喜びを生む」とオオバコの抗鬱効果について述べているそうです。オオバコの効能、色々あってすごいですね。
日本のハーブ事典には、オオバコの生育地は「日本全域の道端や空き地」とあり、ドクダミと一緒で雑草なんですよね。多くの効能を持つ薬草が道端に生えているとは、なんと心強くありがたいことなのでしょう。イギリスのベリーやハーブもそんな身近な存在なのかもしれませんね。