最近、野菜や果物を食べた後の種利用にはまっています。先日もパイナップルの芯で発酵ジュースを作ったり、なつめの種でお茶を作ったりしたのですが、その時の捨てない感がちょっと気持ちよかったんですよ。あくまでも自己満足の範疇なので、おススメできるかはわかりませんが。
今日ご紹介するのは3つの種。
梅干し、桃、アボカドです。
なんとなく種が気になっているからでしょうか。雑誌で種利用の記事が目に留まったり(すごく小さい記事なのに)、どこからかそんな情報が自然と集まってくるんですよね。これがいわゆるカラーバス効果という現象でしょうか。不思議ですね。
梅干しの種で梅醤番茶の素
マクロビで定番の梅醤番茶。私もいつも常備して冬にはよく飲んでいました。疲れた時や塩分不足を感じた時など、すごく薬効のある飲み物なんです。でも毎日飲むわけじゃないから、いつの間にか賞味期限が過ぎていた、なんてこともあり。
マクロビ料理家の中島デコさんが、雑誌で言ってたんですよ。おにぎりを作った後の梅干しの種を取っておいて、そこにお醤油を入れて梅醤番茶の素を作っていると。もうびっくりしました。そんなに簡単に作れるの?それならわざわざ買う必要ないじゃない。しかもほんの少量だけ作ることもできそうだし。
それでさっそくやってみたんです。
左が桃の種2つ。右が梅干しの種、けっこう大きいもの4つ。
左は桃の種に豆乳を注いだもの。右は梅干しの種に醤油を注いだもの。
梅醤の素できてました~!お湯や番茶を注ぐだけで美味しいです。すり下ろした生姜を加えたら温まりますよ。
それにこれならお料理にも普通に使える。煮物などの味付けにこの梅干し醤油を入れれば、ちょっと酸味があっていいかも。今まで捨てていた梅干しの種が利用できてすごくうれしい~。
桃の種から豆乳ヨーグルト
果物の種に豆乳を注ぐだけで、豆乳ヨーグルトができるらしいんですよ~。本当かな・・半信半疑。
先日はお米からヨーグルトの種菌を作ってみましたが、こちらは本当においしいヨーグルトができ、すっかり習慣になりました。まだおまめさん乳酸菌と葛乳酸菌が家にあるので、半々ぐらいで作っています。
でも、食べ終わって捨てるだけの果物の種を利用できるなら、それはすごいことですよね。取り合えず、豆乳を注いで常温で24時間放置。暑いから腐らないか心配です。
できてる、できてる~、ちゃんと固まってる! ちゃんとヨーグルトになってる! 超感動・・・。発酵の神秘ですね~自然界のやることは神業だ。
味もちょっと酸味あり、桃の香りありで美味しかったですよ。何より添加物なしの植物性種のヨーグルトなので、すごくうれしいです。
もちろん、今は気温が高いので発酵もしやすく、たまたま常温でおくだけでうまくいったんだと思います。寒い季節はこんなに簡単にはいかないでしょう。それにガラス瓶をよく熱湯消毒しないと雑菌が入って、ピリピリした味になることもあるそうです。
今回はビギナーズラックの桃の種ヨーグルト、大満足の出来です。ほかの果物の種でも同様にできるのか、また試してみたくなりました。
アボカドの種のお茶
次は何かと話題になっているアボカドの種のお茶を作ってみました。こちらは今流行っているのか、検索するだけでいっぱい出てきます。商品にもなってる~!
大体作り方はいっしょで、水1リットルにアボカドの種をひとつ入れて、30分ぐらい煮出すというもの。さっそくやってみました。
なんか種が小さいような気がします。種を取り出して薄くスライスします。滑るので手を切らないように気をつけて。
皮ごとスライスした種と水を入れて、火にかけます。だんだん色づいて来ました。
うまく写真が撮れなくて、色がわかりづらいですが、すっごくきれいな色なんですよ~。ピンクでもオレンジでもなくて、透明感のある淡いオレンジピンクみたいな色で、まるでバラのお茶か、フルーツティーのような。とにかくこんなきれいな色はみたことないぐらい。これがアボカドの種のお茶なの~?
お味の方は、フルーツティーを想像したらギャップにびっくりします(^^;)
まずくはないけどね。すごく栄養があるらしい。ダイエット効果、美肌効果、アンチエイジング効果等々。
聞くところによると、種ってすごく栄養があるらしいんですよね。捨ててはもったいない。もっともっと色々試してみようと思います。