ずっとヴィーガン暮らし

薬草学の母ヒルデガルトに憧れて植物療法を学んでいます

古いハーブカッターで手作りハーブソルト

ハーブソルトは庭のハーブを刻んで、お塩と混ぜて、チャチャっと作ることが多かった。でも、今回ニールズヤードさんでハーブソルト作りの講座があって、しかも八ヶ岳からハーブが届くというので受けてみた。 講師は前回受けたアカマツの講座と同じ矢崎綾子先…

セルフガーデニングという考え方

本との出合いはいつも偶然。購入の決め手は直感に限る。 今回出合ったのは、こちらの本だ。 「私という植物を育てることに決めた」 植物に水をあげているのに、その植物から水をもらって気持ちよさそうにしている人のイラスト。そしてよく見ると、鉢にはMYSE…

植物性ミルクは定着するか

牛乳の代わりにベジの人たちが長らく飲んでいた豆乳。最近ではナッツミルクや穀物ミルクが登場し、豆乳に代わる「第3のミルク」として存在感を増しつつある。 スタバではいち早くアーモンドミルクやオーツミルクを取り入れ、ソイラテ以外にも植物性ラテの選…

長崎被爆クスノキを訪ねて

長崎原爆の日を前に、山王神社の一本柱鳥居と被爆クスノキを訪ねた。 ここ数年、大樹の生命力やその癒しの力に関心を持ち、大樹を訪ね歩く「大樹巡礼の旅」を続けている。きっかけは広島原爆の地で蘇ったイチョウの木の話を読んだことだった。 75年間は草木…

スピリチュアル音楽家、ローズマリー・ブラウン

不思議なCDに出合って、買ってしまった。いわゆるジャケ買いだ。期待外れだったらどうしようと一抹の不安もあったけど、長年お世話になっているスピリチュアル専門書店「ブッククラブ回」さんで紹介していたので、大丈夫だろうと思った。 <ローズマリーの霊…

赤紫蘇ジュースとおまけのキムチ

季節の恵みというものがある。その時季にしか手に入らない、ありがたいもの。しかし忙しさにかまけていると、あっという間に旬を逃して来年まで御預け、なんてことになったりするから、ぼやぼやしていられない。 私にとっての「夏のありがたいもの」は、赤紫…

アカマツに夢中

数年前からヴィーガンの人たちの間で「松葉茶」が何かと話題になっていた。血流をよくし、老廃物のデトックスによいということで、私も試しに購入し時々飲んでいた。 その後「松葉ジュース」というのも、よく見かけるようになり、もしかして松葉がブームなの…

玄米で初めての生米パン

パン作りはとても奥が深い世界だと聞く。気温やこね方で発酵具合が変わり、熟練の方でも時には失敗することもあるとか。だから私にはとても無理、とパンの世界には近づかないようにしてきた。 でも、せめてひとつだけ、素材もシンプルで、作り方も簡単なパン…

日本のモネの庭を訪れて

高知一人旅~その③「モネの庭」 牧野植物園を訪れた翌日はフリー。桂浜など、高知観光の有名どころを巡るのもいいけれど、せっかくだから思い切って遠出することにした。 高知駅から、JRと土佐くろしお鉄道、バスを乗り継いで2時間もかかる所にある、北川村…

牧野植物園つづき

高知一人旅~その②「牧野植物園」 retoriro.hateblo.jp 最初のうちは写真を撮るのに夢中だった。せっかく来たのだから、しっかり見て、旅の記録に残そうと張り切っていた。 でも、途中から「今・ここにいる」ことをもっと感じて、味わおうと思うようになった…

念願の牧野植物園へ

高知一人旅~その①「牧野植物園」 「日本の植物学の父」と言われる牧野富太郎博士。美しく細密な植物画に魅せられて、いつか高知にある牧野植物園に行ってみたいなと思っていた。でも、思っているだけではなかなか実現しないもの。 それが、来年の朝ドラが牧…

意外と簡単、ヴィーガンバター作り

ヴィーガン暮らしと言うと、禁欲的なイメージを持たれることがある。確かに人によっては、大好きな肉やケーキを我慢してヴィーガン生活にシフトした人もいるだろう。 私の場合は子供の頃から動物性食品が苦手だったので、なんの苦労もないし、特に代用品やも…

小さなハーブボールを作ってみた

「ハーブのお灸」と言われるハーブボール。布にいろんなハーブを詰め込んで丸め、マッサージなどに使う。その形がなんとも可愛らしくて以前から興味津々、機会があったらぜひ体験してみたいなと思っていた。 もともとはチベットが発祥の地で、東南アジアに伝…

ヴィーガン食材で春のブッダボウル

九州ヴィーガンフェスで買って来た食材で、さっそく春のブッダボウルを作った。作ったと言っても、今回はほとんど並べただけだけど。 購入したのはこちら。前回は電車を乗り継いで行ったので、重い野菜などは買えなかった。今回は車で行ってよかった~。いっ…

九州ヴィーガンフェスに行ってきた

4月24日の日曜日、舞鶴公園で九州ヴィーガンフェスが開催された。今回で6回目だそうだが、私が行くのは2回目。東京と違って地方ではヴィーガンのイベントは少ないので、とても楽しみだ。 11時ごろに到着。朝のうち雨が降っていたし、コロナ禍ということもあ…

散りゆく木蓮の花をお茶にしていただく

気がつけば、桜も散り、木蓮も散った。冬の終わりから春の始まりにかけて、ミモザの黄色、桜のピンク、木蓮の白と、新しい季節の訪れを感じながら、その移ろいを十分に楽しませてもらった。 これは2週間ぐらい前の庭の木蓮。空へ向かって真っすぐに伸びる枝…

アンティークレースのリメイクでささやかな幸せ

お題「ささやかな幸せ」 20年以上使っていた小さな丸テーブル。実用的なサイズではなく、花瓶を置いて花を飾ったり、オルゴールやキャンドルなどを飾ったり。部屋の片隅に定位置を占めていたが、気分を変えて庭で使うことにした。 困ったのは上にかけていた…

雨の日にはベビーライアーの練習を

聖ヒルデガルトはライアーを弾いていたのではないかと言われている。初めてそれを聞いた時は、ライアーって何、と思った。ハープに似ているけど、ハープとは似て非なる楽器だと言う。 そんな時、シュタイナー教育では子供たちがベビーライアーを弾いていると…

一枚のフラワーカードに心が動いて

バッチフラワーのオラクルカードが新しく発売されたので買ってみた。今までのバッチフラワーカードはお花そのものの写真だったが、このカードはちょっと趣向が違うようだ。 ちょっとメルヘンチックなイラストのカードは、最初から花の持つメッセージを意識し…

湯斗~おこげ湯の香りとあたたかさが沁みる

懐石料理の最後に出て来る「湯斗(ゆとう)」は玄米茶のルーツとも言われているそうです。玄米とお湯だけというシンプルさなのに、なんとも香ばしく、あたたかく、ほっとする一品です。 懐石料理の解説によると、丁寧に炒った少量の玄米に熱湯を注いで作る、…

ヒルデガルトの喜びのクッキー・修道院のお菓子その2

修道院のお菓子をヴィーガンヴァージョンで作ってみようと思ってから、ずいぶん間が空いてしまいました。気を取り直して、今回は「修道院のお菓子・その2」です。 retoriro.hateblo.jp ヨーロッパではクリスマスにスパイスクッキーとグリューワインを楽しむ…

すみれ第2弾、私のすみれノオト

寒い冬の庭にちっちゃなすみれの花を見つけて、すみれの魔法にかかった話を書きました。すみれには薬草としての長い歴史と、偉人たちを虜にした不思議な魅力があるようです。 retoriro.hateblo.jp 薬草としての歴史はおいておいて、すみれの魅力はなんといっ…

すみれの魔法にかかる

もう10年ぐらい前でしょうか。「すみれノオト」という装丁の美しい本を読みました。23歳で夭逝した松田瓊子の作品集で、上皇后美智子さまが女学生時代に愛読されていたと知り、興味をもちました。 すみれが好きで、自らも「すみれ」という短編を書いた松田瓊…

ヴィーガン=代用肉ではないのだけれど

今週のお題「最近あったちょっといいこと」 最近私にとってちょっといいことが2つありました。 ・朝日新聞グローブの特集がヴィーガンだったこと。 ・普通のスーパーにヴィーガン食品が置いてあったこと。 子供の頃から動物性食品が苦手で、我儘な偏食と怒…

あったか~い贈り物を回す

今週のお題「あったか~い」 クロネコヤマトさんから荷物配達のお知らせがありました。依頼主は扶桑社様で、商品名は「雑誌〇〇読者プレゼント」 わーい、何か当たった当たった!と喜んだものの、一体何に応募したのか全く記憶がありません。キッチングッズ…

熟柿の第2弾は蕎麦パスタソース

まだまだ柿がスーパーに並んでいます。嬉しいですね。今日も私は見切り品コーナーへ行き、熟れ過ぎた柿を探します。見切り品ではなく「おつとめ品」と書いてありました。 漢字で書くと「お勤め品」だそうで、「勤」の漢字には商人が客に奉仕するという意味が…

ハーブでお屠蘇を仕込みました

お酒の飲めない私はお正月にお屠蘇を飲んだことがありません。両親も全く飲めなかったのでお屠蘇には縁がありませんでした。だからお正月に飲む日本酒のことを特別に「お屠蘇」と呼ぶのだとずっと思っていました。 ところが「日本のハーブ」について学ぶうち…

「安心のタネ」を育てるワーク、やってみました

最近よく聞くことばに「自分の機嫌は自分でとる」があります。思うようにいかない日々にイライラしたり、情けない自分に落ち込んだり。そんな自分を整える術は知っているつもりでした。 草花に触れる、ハーブティーをいれる、ヨガをする、、 ところが、美容…

赤い食材を漬けたり、煮たり

今週のお題「赤いもの」 お題の「赤いもの」と聞いて、すぐに浮かんだのがこちら。マルイデパートの前にあるハートの郵便ポストです。何度見てもインパクトある~。黄金の天使、弓矢も刺さっているエンジェルポスト。ラブレターをここに入れて出すと恋が叶う…

岩の窪みに本殿がある不思議な神社を訪ねて

福岡県東峰村にある岩屋の奇岩群。古くから神々が降臨する神聖なものとして、人々の信仰の対象となってきました。そんな奇岩の窪みに作られた国重要文化財の本殿を一目拝もうと、岩屋神社へ行って来ました。 鳥居をくぐってしばらく行くと苔むした長い石段が…